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両丹日日新聞2008年9月 7日のニュース

重文・島田神社の工事大詰め 復元した屋根葺き開始

0903simada.jpg 「平成の解体大修理」が行われている国の重要文化財・島田神社(福知山市畑中)で、本殿の再建工事が大詰めに入ってきた。長い歴史の中で失われていた屋根部分の復元が進み、今月からは市民募金の協力者名が記された「こけら」板を葺(ふ)く作業が始まった。2カ月ほどで葺き終わり、500年前の造営当時さながらに本殿全体へ朱塗りの彩色を施して年内に完成する運び。21日には現場が一般公開される。
 

 昨年1月から始まった改修は、解体した柱や床板などの点検と修繕・補強が施された後に再建工事が始まり、5月2日に上棟式を迎えた。その後も順調に工事が進み、夏の間に屋根の下地が出来上がった。
 
 鎌倉時代の文亀2年(1502)に建立されて以後、何度か大がかりな改修がされており、江戸時代の改修では屋根正面の形が変わり、昭和9年(1934)の改修では、本殿を包むようにして覆屋が設けられ、傷んでいた屋根板を取り払って軒の一部も切り取られた。そこで今回の改修では建立時そのままの姿に戻すため、屋根が500年前の形と大きさで復元されることになった。
 
 解体前から使われている部材と区別しやすいよう、新しく作った部材には一本ずつ「平成二十年修補」の焼き印が入れてあり、これに、こけら板を一枚ずつ丁寧に積み重ねて葺き上げていく。
 
 こけらはサワラの白木。大きさは屋根中央の平葺き部分に使うもので厚さ0・6センチ、長さ36センチで、幅は様々。軒の部分(屋根の周囲)は2・4センチの裏板と合わせて15センチの厚さになるまで積み上げる。板を固定するのは竹くぎ。専用の金づちで打ちつけていく。一部の板には、市民募金に協力した人の名前が書き込んであり、200年、300年先まで残っていく。
 
■21日に現場公開 骨組みを見る唯一の機会
 
 解体修理を行っている府教育委員会は、作業の様子を間近で見ることができるよう21日に現場を一般公開する。時間は午前10時から午後3時までで、申し込み不要。屋根の骨組みなどを見ることができるのは、これが最初で最後の機会となる。
 
 
写真=こけら板を葺く作業が始まった現場
 
 

    

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