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両丹日日新聞2008年8月10日のニュース

夏の夜空焦がす大文字 全国の送り火(1)

0805kakuno.jpg ふるさとの夏の夜を炎で彩る大文字焼き。今年も8月16日夜、福知山市奥野部の姫髪山で催される。昔から「丹波大文字」の名で知られているが、全国には京都五山の送り火をはじめ、同様の大文字焼きが受け継がれている。日本各地の大文字を紹介する。
 

■江戸時代に始まり20年前に復活 山梨県笛吹市
 
 山梨県笛吹市は、花と果実と温泉(石和)の里で知られている。このまちには、江戸時代に始まり、長く途絶えていたのを20年前に復活させた「甲斐いちのみや大文字焼き」がある。甲斐四大火祭りの一つに数えられ、8月16日に精霊の送り火として定着している。
 
 火文字は、1画目70メートル、2画目85メートル、3画目60メートル。甲府盆地をなす大
久保山の中腹に約2メートルごとに薪を積み上げ、午後8時に火をともす。同時に約2000発の花火が打ち上がる。
 
■日本一の大きさ 秋田県大館市
 
 東北地方の秋田県大館市は、日本一の大きさを誇る。「大」の火文字の大きさは1画目120メートル、2画目180メートル、3画目150メートル。総延長は450メートルに及ぶ。
 
 1968年(昭和43年)に当時の市長が発案し、悪霊を焼き、祖先の供養と市の発展を願って始まった。それまでから開かれていた花火大会などと併せて「大文字まつり」の名で盛大に催されるようになった。
 
 同市観光物産課によると、まつりは毎年8月16日に行ってきたが、今年から翌17日の2日間にわたり催す。大文字焼きは変わらず16日夜に催されるという。
 
 午後7時ごろから地元を流れる長木川で灯ろう流し、午後8時から花火大会があり、間もなく市内全域から眺められる鳳凰山(標高520メートル)で点火する。98カ所の火床に一斉に火が入り、大輪の花火とともに夜空を照らす。
 
■大正時代に観光と避暑客慰安目的に 神奈川県箱根町
 
 温泉のまち・神奈川県箱根町は「箱根大文字焼き」の伝統がある。1921年(大正10年)に観光と避暑客の慰安を主な目的に始まった。関東大震災以後は、有縁・無縁の霊を慰める送り火の意味合いを持つようになったという。
 
 8月16日、夜のとばりがおりた午後7時30分、明星ケ岳(標高923メートル)の山頂付近に火が入る。一画目108メートル、2画目162メートル、3画目81メートルの火文字を描き出し、次々と打ち上げられるスターマインや仕掛け花火とともに箱根の夜を彩る。
 
■古都・五山の送り火 全国で最も知られる京都市
 
 古都京都の大文字は、全国的によく知られている。京の伝統行事の葵祭、祇園祭、時代祭とともに京都四大行事の一つとして毎年8月16日に催されている。
 
 「妙・法」「舟形」「鳥居形」など京都5山の送り火の中の一つ。死者の霊をあの世に送り届ける宗教行事で、起源は平安時代とか江戸時代とかいわれるが、定かでない。
 
 京都市左京区の大文字山(如意ケ岳)の標高466メートルの山腹に合わせて75カ所の火床がある。一画目80メートル、2画目160メートル、3画目120メートルで、午後8時に火入れ。順に火が入る他の4山とともに古都の夜空を焦がす。
 
 
写真=日本で最も「大」の火文字が大きい秋田県大館市の大文字(大館市提供)

    

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