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両丹日日新聞2008年7月24日のニュース

高校野球:すさまじい破壊力 京都制した福知山成美

0724seibi.jpg 福知山成美の田所孝二監督は、今年のチーム力に確信を持ち、「狙っていた」という。ナインはそれに見事に応えた。2年ぶり、福知山商業時代からは通算3度目となる夏の甲子園出場を果たした。
 

 前回の06年、京都大会の4回戦以降は、接戦の連続だった。そのなかで全国大会出場を勝ち取り、そして甲子園では強豪を次つぎ破ってベスト8入り。あのときの市民の熱狂と感動は記憶に新しい。
 
 今年のチームは、春の府大会決勝で龍谷大平安に敗れたものの、京都第2代表として出場した近畿大会では、兵庫の社、奈良の智弁学園、そして大阪桐蔭を撃破して優勝。強さを見せつけた。そして迎えた夏の京都大会。シード校のため2回戦からの出場だったが、各試合で打線の破壊力が際立った。
 
 とくに準決勝の京都外大西戦。初回の1点のビハインドを、成美ナインはあっさりひっくり返す。しかも7点。門林の満塁本塁打は見事だったが、本当の今年の成美打線のすごさは、その前後の攻撃に見ることができる。
 
 1点リードされて先頭の生駒が出塁。送りバントが定石だが、2番植田は強攻し一、二塁間を破る。ここで3番深瀬に送らせる。瞬く間に一打逆転の場面をつくり、すかさず同点、そして門林のグランドスラムへとつながる。先発投手でありながら強打者の植田を2番に据える定石外の意図が、この攻撃に見ることができた。
 
 派手な本塁打のあとの攻めでは、単打、四球のあと、2死になってもバントでしっかり送り、タイムリーで2点を加える。いけいけの攻撃野球に見えながら、走者を進める場面ではきっちりと各選手が自分の役割を果たす。この初回の攻撃で、ほぼ決着はついてしまった。
 
 決勝の立命館宇治戦でも、初回の5点、3回の2点は、いずれも2死走者なしからだった。各打者は決して大振りではなく、コンパクトに振り切る。次へつなごうとの意識が見える攻撃。上位打線だけでなく、どこからでもチャンスメークでき、どの打者も走者をかえすだけの打力を持つ。これほどの破壊力は、これまでの甲子園出場組にもなかった。
 
 ただ、準々決勝の北稜戦と決勝戦のように、序盤で相手を打ち崩しながら、中盤以降にやや攻撃の手が緩んでしまう点だけが気がかりなところ。
 
 とはいえ、今夏の福知山成美の力は、京都では一ランク上だったように映る。全国選手権で、2年前に巻き起こした福知山成美旋風の再現、それ以上の活躍が期待される。
 
2回戦:福知山成美7−0朱雀(7回コールド)
3回戦:福知山成美17−2乙訓(5回コールド)
4回戦:福知山成美6−0田辺
準々決勝:福知山成美6−2北稜
準決勝:福知山成美12−2京都外大西(5回コールド)
決勝戦:福知山成美8−2立命館宇治
 
 

    

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