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両丹日日新聞2008年7月11日のニュース

丹波特有の染め「地白型」文様を復元 福知山藍同好会

0710jisiro2.jpg かつて盛んだった由良川流域での藍栽培と藍染めを復活させた福知山藍同好会は、その昔、丹波木綿に使われていた「地白型」文様を復元しての藍染めに取り組んでいる。バックを無色で、柄を藍色で浮き立たせるこの文様は、丹波地方で広まった特有のもので、同好会では今後、様々な型を使って染めた作品を再び世に出し、後世に伝えていきたいと考えている。
 

 丹波木綿に地白型文様が使われていたのは江戸時代後期から明治にかけてで、布団地に染められていたことが多かったという。
 
 通常の型紙を使ったものはバックを染め、柄を無色にすることが多く、近隣で有名な河内木綿や大和木綿では、通常の型紙が使われており、地白型は丹波地方特有のものだった。
 
 型は「丹波木綿譜」という本を参考に復元。同好会のベテラン会員たちが「七宝繋(つなぎ)文」「亀甲繋菊花文」「牡丹花唐草文」など5種類を、渋型紙に写して、デザインカッターで時間をかけて細かい部分まで彫って仕上げた。
 
 9、10両日には、あらかじめ型に合わせてのりづけした木綿を染めた。のりづけされたバックの部分は染まらず、水で洗い流すと、のりがとれて無地の白色が現れ、柄が浮き立つ。全体的に繊細で優雅な雰囲気にあふれ、型を作ったベテラン会員たちもその美しさに驚いた。
 
■市民憲章全国大会でPR
 
 復元した型で染めたふきんは26、27両日に福知山ファミリーで開く「由良川藍まつり」で展示即売するほか、8月に福知山市内で開かれる市民憲章運動推進第43回全国大会でも販売し、全国の人たちに丹波地方特有の地白型文様をPRする。
 
 とりあえず5種類だけの復元だが、まだ多くの型がある。塩見会長は「以前から地白型の文様の復元をしようと考えていました。型の復元には時間と技術が必要ですが、今後も地道に一つひとつ掘り起こしていきたい」と話している。
 
 
写真=ベテラン会員が型を彫り復元していった
 
 

    

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