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両丹日日新聞2008年5月16日のニュース

ゴーヤで地球温暖化防止 連合婦人会が全員に苗配布

0516goya.jpg ゴーヤで窓一面を覆って夏の強い日差しをさえぎる「緑のカーテン」が今シーズン、福知山市全域に広がりそうだ。冷房費を節約して地球温暖化防止に貢献でき、実も収穫できる「一石二鳥」なのが人気の秘密。市連合婦人会(森田愛子会長)が、市内の福知山高校三和分校に依頼して育てた苗を全会員650人に配るほか、市民グループの福知山環境会議の指導を受けて保育園や小中学校計9校(園)が取り組む。三和地域公民館も町民に呼びかけ12人が栽培を希望した。栄養価が高い実を生かしてのレシピ集作りや調理実習なども計画している。
 

■保育園や公民館にも呼びかけ「緑のカーテン」広める
 
 森田会長は、温暖化防止の先導役となる府地球温暖化防止活動推進委員。加入する福知山環境会議で昨年、市内の3小学校に協力を呼びかけ、「緑のカーテン」づくりを試行し、実証実験で日差しが和らぐ効果を確認した。市連合婦人会の今年度の活動テーマの一つは地球環境保全で、一般家庭への普及を願って総力をあげて取り組むことにした。
 
 初めて栽培する会員が多く、育苗は福高三和分校農業科に頼んでいる。生徒たちが約2700粒の種をまいて育てており、6月中旬に各会員に2、3本ずつを配る予定。植え付け前に各地で栽培講習会を開き、府中丹西農業改良普及センターから、土作りや管理方法を学ぶ。
 
 窓の外側にネットを張り、ゴーヤがそれをつたって軒の高さまで成長するようにし、葉のカーテンをつくる。長田野工業団地のタバイエスペックの協力で、温度の効果実証実験もする。熟した実を使ったアイデア料理を実際に作り、良いものを集めレシピ集も作製する。調理や実験で子どもたちとの交流も考えている。
 
 森田会長は「昨年取り組んだ小学校で、ゴーヤのおかげで温度上昇が抑えられ、夏場にほとんどエアコンを使わずに済んだと聞きました。婦人会員1人が高さ、幅それぞれ4メートルのカーテンを作ったとすれば、全部で1万平方メートル以上もの広さになる。ゴーヤは病気や荒天に強く、地域の会員外の方にも栽培を呼びかけ、環境保全意識を高めたい。取り組みの輪がもっと大きくなればうれしい」と期待を寄せる。
 
 農業科の生徒が育てた花や野菜の苗を定期的に販売する福高三和分校では「4月にゴーヤの苗250本を用意したところ、数日間で売り切れてしまいました」と驚き、「本校でも環境教育の視点から緑のカーテンづくりをし、実を家政科の調理実習で役立てたい」と話していた。
 
 日本の電力は多量の二酸化炭素を排出する火力発電が6割近い。電気の使用を抑えると二酸化炭素の抑制につながる。府地球温暖化防止活動センターによると「緑のカーテンは日差しをさえぎるだけでなく、植物体内の水分が水蒸気となって発散する蒸散作用で熱気を和らげる。葉が十分に茂っていると8割程度の日射をさえぎることができる。竹製のすだれは5、6割」という。
 
 
写真=婦人会の依頼を受けてゴーヤの苗を栽培している福高三和分校
 
 

    

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