WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

購読お申込み 両丹日日新聞は全国にお届けできます。

トップページへ

ニュース

情報

コミュニティ


両丹日日新聞2008年4月24日のニュース

江戸期に生まれた「天田おどり」 福踊会が復活へ

0424amadaodori.jpg 江戸時代後期に福知山で生まれた「天田おどり」を多くの人たちに知ってもらおうと、福知山踊りの米伝流の普及に努める米伝福踊会の会員たちが4月から、天田おどりの継承者の指導を受けている。近年では天田おどりを知る人たちが少なくなってきているため、会員たちは「マスターして、いろんな場所で踊りたい」と練習に余念がない。
 

 天田おどりの起源については、はっきりとした資料が残っていないが、大太鼓の伴奏で、歌い手が踊り場の真ん中に立ち、その周りで踊る。祭文口説(さいもんくどき)という形の踊りで、歌い手は江州音頭や河内音頭のように一連の物語を歌う。踊りは10手あり、手、足の動きは比較的大きく、途中で回る動作も入る。
 
 手ぶりが農家の脱穀作業での唐臼(とうす)を使うときのしぐさに似ており、素朴で野趣的な踊りとされている。
 
 福知山踊りが街中ではやったのに対して、天田おどりは周辺部で踊られた。特に堀地域の東堀や野家、水内などで広まったとされるが、いつしか踊られなくなり、1953年ごろに堀地区の地元青年団が復活させ、保存会もできたが、再び下火となった。
 
 福踊会は、地元に長く伝わる天田おどりをこのまま眠らせておくのはもったいない−と思い、自分たちで覚え、広めていくことにした。指導者はかつての青年団の一員で、天田おどりを後世に伝えてきた岡原さん(73)。福踊会の前会長、足立さんが世話人となり、今月はすでに3回、堀会館に集まり練習を重ねる。
 
 天田おどりを習う会員たちは常時10人ほど。歌と合わせるのが難しいところもあるが、岡原さんの踊りを見ながら、手ぶりなどをしっかりと覚えている。
 
 福踊会の事務局を務める塩見さん(55)は「音を流して踊ると少し合いにくいが、手数が少なく踊りやすい。大きなイベントでも踊れるように覚えたい。また子どもたちにも伝えることができれば」という。
 
 岡原さんは「広く伝えてもらえるということで、本当にうれしい。天田おどりで知っていることはみなさんに全部伝えていきたい」と話している。
 
 
写真=岡原さんの指導で天田おどりのけいこに励む会員たち
 

    

[PR]

 


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ