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両丹日日新聞2008年3月13日のニュース

北京五輪の新星は福知山生まれ 女子マラソン中村友梨香選手

0313nakamura.jpg 名古屋国際女子マラソン大会で優勝し、北京五輪代表に選ばれた中村友梨香選手(21)=天満屋=は、マラソン界の新星と、日本中から注目を集めている。現在は兵庫県西宮市に自宅があるが、産声を上げた地は福知山市だった。福知山で過ごしたのはわずか1年余りだが、たびたび生家へ戻り、古里の空気を吸っている。テレビの前で名古屋国際のレースを見守った母(宮子さん)方の祖母・前川つね子さん(82)=西羽合=は「完走したら上等だと思ってテレビを見ていましたが、大きな夢をくれた」と喜んでいる。
 

 中村選手は国立福知山病院(現・福知山市民病院)で生まれ、一宮神社や三段池公園などにも行った。しかし父・香澄さんの転勤に伴って、1歳で西宮市へ転居。それでも学校の長期休暇期間などを利用して福知山へ戻り、前川さんと市内を歩いたり、食事をしたりした。
 
 高校時代から孫の記事が掲載された新聞の切り抜きをするなど、ずっと応援してきた前川さん。「友梨香は、帰ってくると夜の12時、1時を過ぎても途切れることなくしゃべっていました。でも、次の朝は早く起きて、自衛隊のところまで走っていたのを覚えています」と懐かしむ。
 
 名古屋国際開催日の3月9日は、1989年1月7日に亡くなった祖父・哲男さんの誕生日。レースの10日前には、贈り物が届き、「3月9日は頑張るからね。テレビで応援してね」と手紙が添えられていた。お礼にと1、2年ほど前から始めた携帯電話のメールで、「心にゆとりを持って頑張って」と送信したという。
 
 本番では、初マラソンながら高橋尚子、弘山晴美、坂本直子、原裕美子らビッグネームの選手たちを相手に、超スローペースのレース展開の中でも冷静に対応し、後半一気のスパートで独走、2時間25分51秒の好タイムでゴールした。レース終了後、前川さんに「応援ありがとう」と、うれしい電話がかかってきた。
 
 「世界と戦う」−。兵庫県立西宮高校から天満屋へ入社する前、電話でこう伝えてきた中村選手に、前川さんは「努力なくして結果なし」という言葉を贈った。「それを覚えていてくれたのでしょうか」
 
 優勝、そして五輪代表決定の報道後、前川さん宅には祝福のメッセージがたくさん寄せられている。「北京では自分のできる限りのことをしてほしい」と願う。
 
 福知山生まれのマラソンランナーが、オリンピックの舞台に立つ。市民の間では関心が高く、北京での活躍を多くの人が期待している。
 
 
写真=中村選手の幼いころからのアルバムや新聞の切り抜きを見ながら、「夢をくれた」と喜ぶ前川さん

 
 

    

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