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両丹日日新聞2008年3月11日のニュース

市幹部汚職:新武道館建設は継続 市長「止めれば市民に損害」

 福知山市の次長が逮捕・起訴された贈収賄事件の舞台とされる新武道館建設事業。福知山市議会3月定例会の一般質問が10日から始まり、事業の一時中止について問われた高日音彦市長は「工事を止めると、現段階ではかえって市民に損害が出る」と、建設工事継続の考えを示した。公共工事の契約を扱う市契約検査課は「事件が明るみになり、市民感情は十分にわかるのですが、現段階では約款にある契約解除の理由にあたらない状況です」と困惑気味に説明する。
 
 

 新武道館建設工事は、本体建築、電気設備、機械設備の三つに分けて入札しており、このうち電気設備工事は、罰金の略式命令を受けた贈賄側の業者を含む共同企業体が落札している。
 
 議員の「新武道館建設は、工事を一度止めてでも再調査すべきだ」との質問に対して、高日市長は「問題は電気設備だが、工事を止めると、本体建築と機械設備の工事にも影響が出て、市が損害賠償請求されてしまう」と説明。市民の信頼回復のために「体制を整え直して頑張りたい」と理解を求めた。
 
約款の壁で契約解除できず
 
 契約を解除できない理由について、同課は約款の記載事項をあげる。約款は市独自のものではなく、府のものをベースにしているという。契約解除をするための条件として「刑法の確定したとき」などが記されているが、刑法の確定とは裁判の結審を意味するとして「今の時点では推定無罪の域を脱しておらず、契約解除や一時中止の正当な理由にはならないと判断しています」と説明。現時点で契約解除を行えば、電気設備工事についても損害賠償を払わなければいけない状況になってしまうといい「市民感情として納得できないことはわかっているのですが」と頭を抱えている。
 
書類送検職員の処分「早くすべきだった」 
 
 また、高日市長は、収賄容疑で書類送検された前土木建築部長らに対する処分の一連の流れなどについて、接待を受けていた事実がわかった時点での対応の甘さ、遅れを複数の議員から問われ、「もっと早い段階でやっていくべきだったと反省している」と答えた。
 
 
【訂正】逮捕・起訴されたのを、「元次長」と記載していましたが、当時は次長のままでした。訂正します。(3月末現在、市当局は被告に接見できておらず分限処分が下せていません)
 

    

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