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両丹日日新聞2008年3月 6日のニュース

怖〜い伝説残る「ばけツバキ」倒れる 長尾の国道176号沿い

0306baketubaki.jpg 福知山市長尾の国道176号近くにあった古木で、怖い伝説を残す「ばけツバキ」が、先日、根元から倒れた。以前から樹勢の衰えは見られたが、古くから地域のシンボルとして親しまれてきただけに、地元では寂しさを募らせている。9日には自治会役員らで撤去作業をするが、古木の一部を何かの形で残せたらと考えている。
 

 「ばけツバキ」は旧国道沿いの花倉川そばにあり、樹齢は250−300年といわれ、高さ約5m、幹回りは約1・3mあった。
 
 地区ではその昔、民家に化け物が夜な夜な出没。化け物はその家の人らに問いただされると、「わしは木春台じゃ」と答えた。木に春と書くと椿(つばき)と読めることから、「近くにあるツバキに関係するのでは」と考え、以来このツバキは「ばけツバキ」と呼ばれるようになったという。
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 ツバキのそばには昔、地区の氏神、住吉神社へ向かう参道がついていた。また近くには墓地があり、「白い着物を着た女性がいた」「人だまが飛んでいた」などのうわさが流れ、大変気味悪がられた。加藤さん(72)は「小学生のころ、夜に地区内を歩く時、ばけツバキの前では駆け足で通り抜けたものです」と振り返る。
 
 ばけツバキが倒れていたのが見つかったのは4、5日前。地元の人が前を通り気がついた。樹勢の衰えとともに、今冬は雪が多く、雪の重みに耐えられず倒れたらしい。最近まで花はついていたようだが、青葉は少なく、全体の3分の2が枯れていた。
 
 ばけツバキをよく知る小高さん(81)は「倒れて、改めてその大きさに驚きました。倒れたあともそばを通ったが、倒れているのに気がつかなかった。本当に寂しいですね」と惜しむ。9日は地元の7、8人が出て、ツバキを伐採する。
 
 端野自治会長(57)は「子どものころから親しんできた木なので寂しい限り。徐々に枯れていったようで、幹などを切ってみて、腐っていないところがあれば、何かの形として残しておきたい」と話している。
 
 
写真上=倒れたばけツバキ。幹回りは1・3mもある
写真下=まだ樹勢が盛んなころのばけツバキ(1994年撮影)
 
 

    

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