WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

購読お申込み 両丹日日新聞は全国にお届けできます。

トップページへ

ニュース

情報

コミュニティ


両丹日日新聞2008年2月17日のニュース

市幹部汚職:「接待旅行」に職員3人も同行

 福知山市は15日、過去10年間における公務員倫理に反する行為の有無について、全市職員に対して聞き取り調査をした中間報告を記者会見を開いて公表した。元市民病院建設室長の芦田勲被告(57)とともに市土木建築部の部長級を含む職員3人が、府警に贈賄容疑で逮捕された利害関係者から旅行などで過剰な接待を受けていたことが明らかになった。
 

 中間報告によると、職員3人は芦田被告がかつて在籍した部署の先輩と後輩で交友があった。贈賄容疑で逮捕・起訴されている山口純資被告(48)とも以前から面識があり、5人で06、07両年に2回の親ぼく旅行に出かけた。いずれも2万5000円の会費制としていたが、精算はしておらず、途中で利害関係のある業者が合流して接待を受けた形になっていた。
 
 接待旅行は2回が分かっている。
 1回目は2006年11月3日から4日にかけて。
 以下、市の発表内容。
  ◇  ◇
 部長ら3人と芦田、山口両被告の5人で北陸へ会費制の計画で親ぼく旅行に行った。食事時に芦田総合建設社長が「東京に行く途中で寄った」と現れ、山口被告が「義弟です」と紹介。飲食を共にしたが翌朝にはいなかった。
 
 部長ら3人は、芦田総合建設社長というより山口被告の義弟という思いこみがあったため利害関係者という認識は持てなかった。
 
 この親ぼく旅行は芦田元室長と山口被告の発案で設定されたことから、山口被告が同行することに疑問を持たなかった。
 
 この旅行に関する経費の精算はできていない。
  ◇  ◇
 2回目は昨年末のこと。12月15日から16日にかけて。以下、市の発表をなぞる。
  ◇  ◇
 忘年会を兼ねて前年同様5人で北陸へ会費制の計画で旅行に行った。
 
 旅館に着き、夕食会場に行くと8人分の席が準備されていたので驚いたが、幹事役の芦田元室長は知っていたのか、特に問題にしなかった。まもなく芦田総合建設社長ら3人が入室してきた。この3人については姓だけの紹介であったが、建設業関係者であることが分かっていたので、嫌な思いをしながらも飲食を共にし、2次会にも同席した。
 
 旅行後に市職員3人は旅行経費の精算を行おうと相談していたが、山口被告に会う機会がないまま今回の事態を迎えた。
  ◇  ◇
 職員3人は山口被告が市シルバー人材センター職員との認識のみで、芦田総合建設の監査役であることは今回の汚職事件で明るみに出るまで知らなかったと話しているという。
 
 市は利害関係者から過剰な接待を受けたとして、3人を地方公務員法に基づいて減給処分にした。
 
 部長級の職員は「甘い考えでいた。反省したい。市民の信頼回復に向けて頑張りたい」と話しているという。処分が甘いのではないかとした報道陣の問いに、高日音彦市長は「深く反省しており、信頼回復は市民に尽くすこと」と答えた。
 
 また市は、山口被告が取締役をしていたとして、芦田総合建設の実質的な別会社、アソー警備=堀=を同日から1年間の指名停止処分にした。同社は市民病院などの警備業務を請け負っている。
 

    

[PR]

 

株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ