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両丹日日新聞2008年2月14日のニュース

小中学生の10人に1人「人は生き返る」 市内全校対象アンケート結果

 福知山市教育委員会は、昨年12月に全市立小中学校の子どもたちを対象に実施した「命の大切さを考える児童生徒アンケート調査」の結果をまとめた。「死んだ人が生き返ると思う」と答えた子どもが10人に1人の割合でいることがわかった。このほか、いじめに関する設問でも目を引く結果が出ている。市教委は「市外の調査でも同じような数字が出ており、結果は想定内でしたが、ここから読み取れるものを分析して詳細を調べていきたい」としている。
 

 いじめ根絶シンポジウムや中学校での命を大切にする巡回講演会などで啓発に取り組んできたが、子どもたちが本当はどう思っているのかを知る足がかりにしようと、アンケートを実施した。小中学校の計6783人の子どもたちが答えた。結果は11日に開かれた市教育改革フォーラムで資料として出した。
 
 アンケートは、死んだ人が生き返るか▽今、まわりでいじめがあるか▽身近な人が死んだときに悲しみを感じたことがあるか−など5問。
 
 「死んだ人が生き返ると思うか(小学校2年生以下は『人や動物』で設問)」に「はい」と答えたのは9・7%(小学生10・3%、中学生8・4%)。その理由としては「(1)テレビや映画などで生き返るところを見たことがあるから」が21・5%、「(2)生き返る話を聞いたことがあるから」が28・7%、「(3)ゲームでリセットできるから」が11・1%、などが挙げられた。
 
 (1)と(2)は小学生の割合のほうが高く、(3)は小学生も中学生もあまり変わらなかった。市教委は「中には生き返ってほしいとの願望もあり、数字がそのままとはなりませんが、テレビなどの影響は大きいように思えます」と話す。
 
■「いじめがある」小学生は30%■
 
 今、まわりでいじめがあるか」に「ある」と答えたのは小学生が30%を超え、中学生で20%強。いじめの内容は言葉(いやなこと、いやがることをいう)がトップで50%近く、次いで暴力が約24%、無視が約18%と続いた。最近になって問題視されているメールやネット上での悪意ある書き込みは小学生で約4%、中学生では約11%あった。
 
 「いじめをしたことがあるか」には、4分の1の子どもが「ある」と答えているが、「わからない」との答えも4分の1以上(小学生21・9%、中学生35・6%)あった。市教委は「どこからがいじめなのかの境界がわかりにくいところはあるが、具体的なものは各校に対応するように伝えています」としている。
 
 心強い子どもたちの声もある。資料には、命を大切にする巡回講演会を聞いた中学生が書いた感想文も併せて掲載した。「産んでくれてありがとうと答えたい」「無視はいじめよりましだと思ったが違った。絶対しないと誓う」「以前にたくさんいじめられて死にたいと思ったことがいっぱいあったが、そう思ってはいけないと思った。自殺は自分の未来、人生、夢を消してしまう」。しっかりと受け止めた気持ちがつづられている。
 
 

    

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