WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

購読お申込み 両丹日日新聞は全国にお届けできます。

トップページへ

ニュース

情報

コミュニティ


両丹日日新聞2008年2月13日のニュース

さながらミニ美術館 観音寺の位牌堂改修

0212fusumae.jpg 福知山市観音寺、真言宗・観音寺(小薮実英住職)で改修を進めていた位牌堂が、このほど出来上がった。堂内には著名な作家の書やふすま絵、油絵などを展示し、さながらミニ美術館の趣で、参拝者たちがゆっくりと拝観できるようになっている。3月23日に落慶法要をする。
 

 位牌堂は庫裏の隣にあるが、手狭だったため、1・5倍に広げたうえ、内部を改装した。改修を機に、参拝者たちにゆっくりと過ごしてもらおうと、室内に美術品を飾った。
 
■ふすま絵、書など展示■

 位牌堂内の書院のふすま絵は、京都市在住の日本画家、中川進一さんが仁王門や本堂など同寺の境内の情景を8枚に描写した。色鮮やかな花が咲き誇るアジサイの小道も描かれ、冬枯れの時期でも美しい花を眺めることができる。書院内には書道研究璞社の初代会長、小坂奇石さんの書(掛け軸)も並ぶ。
 
 広間にも版画のふすま絵があり、福知山市出身の仏版画家で、国内外で注目を集めている観瀾斎さんが、不動明王の8人の弟子「八大童子」をふすま一枚ずつに描くとともに、それぞれの仏の加持力を表す言葉を記している。この版画の反対側のふすまには、璞社会長の江口大象さんが書いた空海の般若心経秘鍵が表装されている。
 
 このほか、市内の市展委嘱作家、稲上富沙子さんの日本画、丹波の2大画家と言われた近森巌雄さん、前田喜男さんの油絵、市内の片岡やよ子さんがかき渋染めで金剛力士像を描いたのれん、小薮住職の詩画などが並んでいる。
 
 堂中心部の位牌が置いてある部屋には、クスノキを彫って金箔(きんぱく)を張り作った大日如来像を安置。堂内だけでなく、建物周囲では枯山水の庭も造成中で、熟練の「美」と「技」を随所に見ることができる。
 
 小薮住職は「檀家さんだけでなく、美術品に興味がある方もゆっくりと素晴らしい作品の数々を見て、心を癒やし生きている喜びを感じてもらえればうれしい」と話している。
 
 
写真=書院のふすまには、観音寺境内の情景が描かれている
 

    

[PR]

 

株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ