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両丹日日新聞2008年2月11日のニュース

福知山のリサイクルに赤信号 プラごみの汚れ「ひどすぎ」

0209puragomi.jpg■業者の引き取り拒否寸前
 
 福知山市の収集ごみ・プラスチック製容器包装類(プラごみ)は、業者に出荷してリサイクルしている。しかし、汚れの付着などがひどく、すぐに改善しなければ引き取り業者がいなくなってしまう緊急事態に陥っている。市循環社会形成課は「プラごみのリサイクルができなくなる一歩手前まできています」と切迫。福知山のプラごみリサイクルに赤信号がともっている。

 プラごみは、弁当の容器、パン・菓子などの袋、ドレッシング容器など「中が空になるといらなくなるもの」で、中身が残っている場合は洗い、指定袋に入れて出す。「ちょっとぐらいの汚れなら」と思いがちだが、実はリサイクルできるかどうかの評価チェックが行われており、これにパスしなければプラごみを引き取ってもらえなくなる。
 
 評価チェックは日本容器リサイクル協会が実施するもので、プラごみを1m四方にした固まり(ベール)で品質を見ている。何も異物がないきれいな状態を100%として、汚れ▽区分違いの容器(ペットボトル、缶など)の混入▽容器包装以外のプラスチック製品(プラスチックスプーン、ストローなど)の混入などの項目でチェックし、85%以下になると最低のDランクになる。
 
 福知山市の評価チェックは昨年4月と9月にあり、4月が82・51%で、9月は改善が見られたものの84・86%で、いずれもDランク判定。次回もDランクだと、業者が引き取り拒否をするところまで追い込まれている。
 
■空容器は洗って出して
 
 市はごみの出し方の出張講座で地域に入っては啓発してきたが、全市民レベルへの周知は難しいと悩む。収集したものをリサイクルプラザ内に運び込み、手作業でもう一度分別をしている。それでも基準に満たないのが現状だ。同課は「一刻の猶予もありません。みなさんのご協力をお願いします」と呼びかけている。
 
 評価を下げる一番の原因は、食べ物の残りなどの汚れの付着。2度の評価チェックでも減点の半数近くを占めており、これをなくすことがDランク脱出の鍵になる。
 
 市はあらかじめ品質を下げると思われるものをプラごみ回収から除外している。マヨネーズや歯磨き粉などが入ったチューブ類で、分類上はプラごみだが、中身をすべてきれいに取り除くことが困難として、燃えないごみで出せるようにしている。チューブ類以外でも洗っても汚れが取れにくい油分入りのタレや残飯が付いたプラスチック製容器包装類は「燃やさないゴミで出してほしい」という。
 
 勘違いして出されているものも多い。プラごみには、プラスチックスプーン、洗面器、歯ブラシ、CD、カセットケースなどのプラスチック製商品は含まれない。段ボールなどの梱包(こんぽう)用ベルトやテープもだめ。混入していると減点対象になってしまう。
 
 また、カミソリやライターなどの危険物が混入していることもあり、手作業分別時に危ないため、分別の徹底を求めている。
 
 実際に、リサイクルプラザに集まったプラごみを見ると、汚れのひどいものが目に付く。同課の職員は「市民のみなさんにお願いするしかない」。
 
 
写真=プラごみリサイクル危機の一番の原因は汚れの付着。市はしっかり洗うか、汚れが取れないときは燃えないごみで出すように呼びかけている
 
 

    

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