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両丹日日新聞2008年2月 4日のニュース

解体修理中の重文・島田神社 復元は500年前の姿に

0204simada2.jpg 国の重要文化財・島田神社(福知山市畑中)の府教育委員会による解体修理が順調に進み、これまでの調査で明らかになった資料を基に、文亀2年(1502)の本殿建立当初の姿に復元されることが決まった。正面の屋根にあった唐破風(からはふ)を無くして、本来の三間社流れ造りに戻し、柱や壁には彩色を施す。
 

 修理は昨年1月から始まり、柱や板などを一点ずつ丁寧に取り外して解体。基礎部分の発掘調査も行ってきた。この結果、神社創建は平安時代にまでさかのぼる可能性が出てきたが、本殿そのものは、建物に残っていた墨書から、室町時代の文亀2年に建立されたと考えられる。
 
■建立された室町時代の三間社流れ造りに戻す
 
 建立後は江戸時代後期と昭和9年(1934)に大がかりな修理が行われたことが分かっており、江戸期の修理の際、屋根が正面中央部を盛り上げた形の唐破風にされた。また昭和の修理では屋根の軒先部分が切り取られている。
0204simada1.jpg
 
 解体して細部まで修繕するのは今回が初めてで、復元にあたっては建立当時の姿に戻すことにした。正面の柱間が3つの「三間社」で、屋根は前方へ長く伸び(流れ)る「流れ造り」とし、切り取られた軒部分も元に戻す。近年は屋根葺(ふ)きが無かったが、こけら葺きにする。
 
 また、柱はベンガラで赤く塗り、壁は白い貝殻をすりつぶして胡粉(ごふん)塗りにし、柱上部などの彫刻にも彩色を施して500年前の姿を再現する。
 
 復元にあたっては、出来る限り使われていた柱や板などを使うことにもしており、現在は解体した梁(はり)などを一点ずつチェックし、腐食したり穴が空けられている部分を埋め直したりして補強している。畑中の現地では基礎部分の作業が進み、近く柱が立ち始める。完成は来年3月の予定。
 
 
写真上=復元想定図。唐破風を無くし、柱などには彩色を施す
写真下=解体中の島田神社。正面の屋根に唐破風がある

 
 

    

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