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両丹日日新聞2008年2月 3日のニュース

江戸時代から続く無火災 福知山市瘤木自治会

0201kobunoki.jpg 福知山市内で江戸時代から無火災が続いている自治会がある。山あいにある「瘤木(こぶのき)」自治会(小笠原自治会長、14戸)で、江戸末期からこれまで160年間、火事が起きておらず、1月の出初め式で永年無火災自治会として市長表彰を受けた。戸数は少ないものの、住民たちの防火意識の高さがこの記録を打ち立てている。

 同自治会は「はななみ峠」へと通じる谷筋に集落があり、市内でも五指に入る小さな地区。近年は「はななみブドウ」の産地として知られている。
 
 地区には無火災の記録を記した詳しい資料などはないが、地元の最高齢者、荒河さん(92)の話では、子どものころ、先人たちから、地区で過去にも火災が起きたと聞いたことはなかった。江戸時代末ごろに火災があり、それを機に無火災を願って、地区内の山(愛宕山)の頂上に愛宕神社が祭られたという。以後、年に1回、住民らが参拝するようになった。
 
 また、昔は子どもたちが夜回りをしていた時期もあり、今でも個人ができる範囲で続けているという。現在、同自治会では春と秋の年に2回、消火栓の点検や放水訓練などを実施。自主防災組織もつくり、地域ぐるみで防火、防災意識の高揚を図っている。
 
 市消防本部では「こうして無火災が続いているのはすごいことで、自分たちの地域は自分たちで守るといった意識を持ち、結束して訓練などに取り組んでもらっている。これは防火だけでなく、防災、防犯にもつながってくる」と話している。
 
 小笠原自治会長(69)は「火災を起こさないという先人の意思を受け継ぎ、これからも住民同士で啓発し合いながら、古里を守っていきたい」と気持ちを新たにしている。
 
 このほか、100年以上の無火災自治会は、常願寺が133年、新宮が113年と続いている。
 
 
写真=谷筋に集落がある瘤木自治会
 
 

    

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