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両丹日日新聞2008年1月23日のニュース

市幹部逮捕:福知山市役所に家宅捜索 職員や市民表情硬く

0123sousa.jpg■市民病院駐車場工事に便宜 室長は容疑認めず
 福知山市民病院(厚中町)の建築工事をめぐる贈収賄事件で、府警の調べに対して、贈賄側の2容疑者は容疑を認め、収賄側の市都づくりプロジェクト建設室長(次長級=22日付で更迭)の芦田勲容疑者(57)=奥野部=は「現金の授受はない」と否認。22日午後、市役所に府警の家宅捜索が入った。資料押収のためのダンボール箱を持った捜査員が庁舎内を連なって歩き、カウンター内に入っていく。いつもとは全く違う「異様な光景」が、市民や市職員に衝撃を与えた。
 

 多くの報道陣が待ち構える中、午後3時を過ぎたころから捜査員の出入りが始まった。同3時50分ごろには市役所前駐車場東側で大きな動きがあり、地下駐車場に集まった捜査員が報道陣を押しのけるように庁舎内に入った。10分後には1階の東側玄関からダンボール箱を持った捜査員たちが連なり、来庁していた市民や市職員の目が一様にその動きを追う。
 
 市役所1階にいた年配の女性は「何があったのか知らないけど、物ものしくて怖い」と話した。捜査員がカウンター内に入ってくると、直接の担当課ではない市職員も横目で様子をうかがい、表情は硬い。事態の収拾に追われていた市幹部は首を横に振る。衝撃は大きかった。
 
■「うわさ話はデマだと思っていた」
 
 一方で、ある市職員は「工事があった当時にうわさ話はあったが、その後に何も聞かなかったのでデマだと安心していたのだが。これでまた市職員への風当たりは強くなる」とため息を漏らした。

 午後5時には市民会館31号室で部課長会議が開かれ、高日音彦市長が訓示。「このような汚点が発生したことを市民にどうやってわびればいいかわからない」と顔をゆがめた。「信頼回復を」。その言葉を繰り返した。同じ過ちが起きないよう「対策をしっかりとして、4月1日の人事異動に反映させたい」とも語った。
 
 贈賄側は市内の建設会社「芦田総合建設」監査役、山口純資容疑者(48)=平野町=と大阪市の設計・施工会社「尚和」の社長、若樹太郎容疑者(50)=兵庫県尼崎市=。
 
 府警によると、06年12月中ごろ病院改築工事事務所の駐車場で、当時病院建設室長だった芦田容疑者は、立体駐車場設計などで「尚和」が下請けできるよう便宜を図った謝礼として、若樹容疑者、仲介役の山口容疑者から現金約1000万円を受け取った疑い。現金は若樹容疑者が用意し、山口容疑者は仲介料を受け取ったという。山口容疑者は市シルバー人材センターの業務課長も務めている。芦田容疑者とは10年以上前からの知り合いだったという。
 
 市が発注した病院改築工事の全体は大手ゼネコンなどによる共同企業体が受注し、立体駐車場工事の下請けは尚和が受けた。
 
 
写真
=多くの報道陣に囲まれながら市役所に府警の捜査員が家宅捜索に入った(1階東側玄関で22日午後4時ごろ)
 
 

    

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