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両丹日日新聞2008年1月21日のニュース

小さな命次々 市民団体が家庭でサケをふ化 

0121sake.jpg 由良川を、いつまでもサケの戻る川であるようにと、府の放流事業終了を前にして、市民団体が受精卵のふ化事業に取り組みだした。輪を広めるため、20日夜には福知山市観音寺地区で、ふ化が始まったサケのお披露目が行われた。
 

■由良川への回帰を守ろうと市民団体
 
 由良川ではずっと府によるサケ資源増大事業などが取り組まれ、由良川に回帰してきたサケを採捕して採卵・人工授精を行い、ふ化させて稚魚を春に放流していた。しかし事業が今年度で打ち切りになり、新たに由良川サケ環境保全実行委員会が人工授精卵の配布活動をスタートさせた。
 
 市民に50粒、100粒という具合に配り、各家庭でふ化させてもらおうというもので、実行委に参画している「サケの古里を守る会」は2000粒を引き受けた。このうち1500粒を塩見日出勝会長が受け持ち、残る500粒を5人の協力者が持ち帰った。
 
 今月8日に受精卵の引き渡しを受けて以後、塩見会長は観音寺の自宅の庭で世話を続けてきた。
 
 卵は浴槽2つに水を張り、水温や水質管理に気を配りながらかえしており、14日ごろからふ化が始まり、オレンジ色の仔魚(しぎょ)が、たくさん泳ぐようになってきた。
 
 まだ太陽の光に弱いため、日没を待ってお披露目会を開き、近所の子どもや大人たちが誘い合わせて見学にやってきた。玉井都子さんは「婦人会でホタルを育てていますが、サケもこんなにきれいなんですね。私も来年は挑戦してみます」と、興味深く水槽をのぞき込んでいた。
 
 塩見会長は「これまでサケの放流はしてきましたが、育てるのは初めて。どうなるかと思ったけど、今のところ順調です。協力者の中にはペットボトルで挑戦している人もいます。来年は多くの人に参加してほしいです」と話す。育てた稚魚は3月に由良川へ放流する計画でいる。
 
 
写真=雪が降る中、近所の人たちが集まり、ふ化したサケをのぞきこむ
 

    

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