商都・福知山のシンボルだった福知山市駅前町のショッピングセンター「福知山ファミリー」が、近く閉館することになった。昨年1月24日にビル運営会社が自己破産し、以後、再生へ向けた方策が探られたが、解決策は見つからなかった。入館している各専門店は「長くご愛顧いただいたみなさんへのお礼に」と、11日から全館閉店セールを始める。
ビル会社が倒産した後は、破産管財人の京都市内の弁護士がビルの管理運営を行い、新たな運営者を探してきた。複数の引き合いがあったが、いずれも折り合いがつかず、1年が経過した。
専門店で組織する同友店会には昨年12月中旬に、「1月末で閉館する」と管財人から連絡があった。しかし「1月末では顧客対応のこともあり、急すぎる」として、2月末までの猶予を申請。管財人からの回答はまだないものの、このまま起死回生の解決策が登場しない限りは、1月末か、遅くとも2月末には閉館することになった。
現在は食品スーパーと18の専門店、文化教室などが入っている。専門店の多くは、市内で移転して営業を続ける。1972年の開館以来営業してきた専門店の店長は「お正月は多くの来店者があり、にぎわったのに残念でなりません。ごひいきいただいたお客様に感謝して、各店とも最後まで全力でご奉仕させていただきたい」と話していた。
写真=多くの店が移転を決め、既に閉店セールのポスターが並ぶ館内
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