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両丹日日新聞2007年11月17日のニュース

負債7000万円、従業員解雇 ふる里公社破産会見

 福知山市夜久野高原、農匠の郷の夜久野荘、温泉、花あずき館など6施設を管理運営していた第三セクター・やくのふる里公社は、16日に京都地裁福知山支部に自己破産を申請し、同日、破産手続きの開始が決定され、記者会見を開いた。負債総額は約7100万円。従業員44人は全員解雇する。

 公社は旧夜久野町時代の1998年4月1日に当時の町、町商工会と地域住民たちが出資して第三セクターとして設立。市町合併後も運営形態を市が引き継いで指定管理者として農匠の郷の管理運営をしてきたが、累積赤字がかさみ、06年度決算時には800万円の債務超過に陥っていた。
 
 市は年内に再建計画ができることを念頭に補助金2500万円を投入したが、その直後に取締役陣の辞意表明などで事態は急転。市が設けていた期限内での再建計画の策定ができず、結果として15日に指定管理者の指定を解除された。同公社は経営資源を持たず、事実上の破産宣告となった。
 
 記者会見には夜久早百合社長ら取締役3人と破産管財人らが出席。16日朝に取締役の梶村誠悟・副市長も交えた臨時取締役会を開き、全員一致で破産申請をすることに合意したと説明した。
 
 破産への経緯については、取締役の後任選定がうまくいかず、10月末には温泉施設にレジオネラ菌、大腸菌検出による営業停止が重なり、経営状態は更に悪化。経営再建計画もまとまらず、指定管理者の指定取り消しの行政処分を受けた−として、夜久社長は「8月31日付で退任した大江輝久夫前社長=旧夜久野町長=の跡を受け継いだが、短期間に予想もしない多くのことがあって万策尽きた。このような事態を招き、みなさまにおわびを申し上げます」と謝罪した。別の取締役からは「第三セクターへの甘えがあった」との声も漏れた。
 
 第1回の債権者集会は来年3月13日。夜久社長は最後に「公社はこういう形になってしまいましたが、今後、市の大切な農匠の郷として、みなさんが集える場所へと支援をいただけるようお願いいたします」と話した。
 
 高日音彦市長は「筆頭株主として会社の再建に向け援助をしてきた経緯もあり、重大さを重く受け止めております。新しい指定管理者の指定に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております」とのコメントを出した。
 
 
参照:第三セクター「ふるさと公社」 破産申し立て 農匠の郷主要施設休業
参照:夜久野高原「農匠の郷」休館 市が指定管理者取り消し
 
 

    

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