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両丹日日新聞2007年10月27日のニュース

桂三枝さんが福知山をお題に創作落語 市制70周年記念で

1027sansi.jpg 福知山市の市制施行70周年を祝い、26日からの3日間で7イベントを同時開催する「ふくちナナマル交流フェスタ」が、三段池公園や広小路通りなどで行われている。ミニSLフェスタ、造形フェスタの毎年恒例のイベントのほか、特別イベントも計画されている。皮切りとして26日夜、市厚生会館で落語家の桂三枝さんが福知山をお題にした創作落語を上演した。随所に福知山市民なら誰もが笑ってしまうネタがあり、「落ち」が決まったときには、ひときわ大きな拍手と笑い声が響いた。

 市主催、ふくち寄席後援会主管、福知山観光協会が協力して開いた。上方落語協会長で、テレビでもおなじみの創作落語の第一人者の三枝さんが、福知山を題材にした落語を初披露するとあって市民の関心は高く、入場券1000枚は販売開始から10日足らずで完売。この日も満席近い多くの人が詰めかけて熱気に包まれた。
 
 開演は午後6時30分。幕が上がり三枝さんの弟子の桂三金さんが「時うどん」、同じく三枝さんの弟子で女流落語家として活躍する地元の桂三扇さんが「またも華々しき華燭の典」を披露し、会場を温めた後、三枝さんが登場、子どもの塾の宿題に部下を巻き込みながら珍回答をたたき出していく父親を描いた「宿題」を演じた。
 
 ここでいったん中入り。そしてお待ちかねの時間。トリを飾ったのは、三枝さん創作の福知山落語「もの忘れ」。
 
 すし屋の娘と結婚して福知山にやってきたすし職人の大将と、福知山に詳しいご当地社長との問答で、首から上の病気にご利益があるとされる和久市町の梅ぼし半十郎観音にスポットを当てた。
 
 大将が梅ぼし半十郎観音について知りたいと、社長宅を訪ねるところから始まる。社長「どこが悪い? 顔か?」。大将「もの忘れが激しいんですよ」。この日も社長のために仕入れたというとびっきりのカニを忘れた。
 
 社長と大将の問答が繰り返される中で、福知山市民に向けた小ネタも満載。社長「福知山城の初代城主は明智?」。大将「小五郎?」。社長すかさず「光秀やがな!」など、随所に聞きなれた言葉で会場が沸く。
 
 そんなこんなで大将は、社長に場所と由来を教わりお参りして、めでたく一件落着…と思いきや、もの忘れは更にひどくなり首をかしげる2人。しっかりとお参りもした。社長「ちゃんともの忘れが治るようにたのんだんか?」。大将「忘れてました」。ここで会場はこの日一番の大爆笑に包まれた。
 
 出ばやしは、三枝さんからの希望があり、すべて福知山音頭で統一し、地元の福知山踊振興会が協力した。三枝さんは「この度は歴史ある福知山市の落語をつくるという栄誉に浴し、身の引き締まる思いでございました。この落語が少しでもみなさまの心に残れば幸いでございます」とのメッセージを来場者に贈った。
 
 
写真
=福知山をお題にした創作落語で会場を沸かした桂三枝さん

    

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