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両丹日日新聞2007年10月26日のニュース

見る人が育てる人形劇 淑徳高・みかんの木文庫ジョイント公演

1025ningyou.jpg 人形劇に取り組む生徒たちに、有料公演の緊張感を体験させたい−という指導者の願いと、いい作品を見る機会を増やしたい−と思う人形劇ファンたちの思い、そして「一人でも多くの人に自分たちの作品を見て欲しい」という演者たちの気持ちが一つになり、人形劇のジョイント公演が開かれることになった。出演は福知山淑徳高校の生徒と、みかんの木文庫。11月4日午後1時30分から福知山市夜久野町額田、夜久野ふれあいプラザホールで、実行委主催、市教委後援で開く。
 

■ファンが実行委員会作り開催
 
 淑徳生の人形劇は、毎年秋に開かれていた有料イベントに参加し、観客の熱く、厳しい目にさらされることで実力を付けてきたが、今年はそのイベントの開催時期が夏休み前に早まり、作品づくりが間に合わなかった。
 
 ボランティアとして無料のイベントに招かれて演じる機会は多いが、「なんとか、あの緊張感を今年の生徒たちにも体験させられないだろうか」。講師の仲野さんが思いを募らせていたところ、人形劇ファンの人たちが集まり、相談を重ねて実行委員会が発足。手分けしてチケットを販売し、有料公演を開催することになった。
 
 知らせを聞くと、生徒たちの目の色が、変わった。
 
 幼児教育系列人形劇講座の1年生から3年生までの12人。今年は民話「三枚のおふだ」を演じる。3年生の松下さんをリーダーに、4月から練習を始め、夏休みに入って綾部市図書館の集いで初上演。自分たちの採点としては90点、70点の高得点を付けていたが、その後練習を重ねるうち「自己満足だけだった」ことに気づきだし、50点、40点と評価は下がっていった。
 
 「これじゃいけない。でも、どうすればいいの」
 
 悩んでいたところへ、有料公演の話が舞い込んだ。生徒たちの悩みは吹っ切れた。
 
 「見てくれる人に気持ちが伝わる作品にしよう」。それからの練習は一段と熱気がこもった。チケットを買って、見てもらう。プレッシャーは大きい。乗り越えるには「練習しかないですから」と、松下さんらは言い切る。
 
 脚本も見直し、演出を担当する2年生の岡村さん、細見さんは、主人公の小僧さんと同じ6歳の頃の気持ちに戻って演じることを仲間たちに求め、人形に命を吹き込ませようとした。
 
 こうして10月に入り、実行委のメンバーを迎えて作品のお披露目をした。生徒たちのひたむきな姿に接し、実行委の中には感動して泣き出す人も。「これなら自信を持って薦められますね」と、うなずきあった。
 
 競演するみかんの木文庫は、好評だった「オオカミのごちそう」とアンデルセンの「父さんのすることはまちがいがない」を演じる。「オオカミ−」は好評を博してきた舞台の千秋楽。「父さんの−」は最新作。生徒たちの熱気に負けていられないと、こちらも意欲満々に練習を重ねている。
 
 入場料は大人500円、こども300円(当日各200円増)。
 
 
写真=人形劇づくりに打ち込む生徒たち

    

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