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両丹日日新聞2007年10月24日のニュース

強敵欧州勢抑えチョコレート細工の世界一に 水野直己さん

1024mizuno.jpg 福知山市出身のパティシエ、水野直己さん(29)=東京都在住=が、20日から3日間、フランス・パリで開かれたチョコレート細工の世界大会決勝戦「ワールド・チョコレート・マスターズ2007」で総合優勝した。世界20カ国からトップレベルのパティシエらが集まり、チョコレート細工の技術や創造力を競い合ったもので、パティシエをめざしてわずか10年で念願の世界チャンピオンの座を獲得した。
 

■ワールド・チョコレート・マスターズで総合優勝
 
 「ワールド・チョコレート・マスターズ」は、世界最大のチョコレートメーカー・バリーカレボー社(本社、スイス・チューリッヒ)が開いたもの。水野さんは今春の日本予選大会で独創的な味のコンビネーションや丁寧な仕上がりが評価されて優勝し、出場権を得た。
 
 世界大会決勝戦は20日から3日間、パリのサロン・ド・ショコラで開かれ、スペイン、フランス、ベルギー、イタリアなど20カ国から選抜されたパティシエ(洋菓子職人)、ショコラティエ(チョコレート職人)が参加。「自国の神話と伝説」をテーマに、ピエスモンテといわれるチョコレートの大型細工やチョコレートデザートなど6点を制作した。
 
 本番を控えての連夜のトレーニングで疲れが出て、体調は良くなかったが、気力を振り絞って臨んだ。メーンとなるピエスモンテ部門では、ハスの花が咲く日の出の大地を天狗(てんぐ)が跳ぶ躍動感あふれる姿を高さ約1・3mの作品で表現し、高い評価を受けた。強敵のヨーロッパ勢を抑えて総合優勝し、「ワールド・チョコレート・マスター2007」の称号を得た。
 
 ピエスモンテとアントルメショコラ(チョコレートケーキ)でそれぞれ1位の部門賞にも輝いた。世界1のショコラティエの座を得たのはアジアでも初めてで、関係者を驚かせている。
 
 水野さんは福知山商業高校(現・福知山成美高校)を卒業後、1997年からパティシエをめざして東京へ。帝国ホテルの元料理長だった故・村上信夫さんに見込まれて02年から本場フランスで修業を積み、現在は都内の二葉製菓学校で講師を務める。
 
 その一方で「国際大会での優勝」という高い目標を掲げ、授業後にトレーニングを積んできた。昨秋は「第7回マスタークラス世界選手権ドイツ大会」で4位に入賞したが、水野さんにとっては不本意な結果だった。
 
 両丹日日新聞の取材に水野さんは「初日のピエスモンテ部門でトップの成績と聞いて自信がつきました。ピエスモンテは2mほどの作品を作る選手もいましたが、完成度を第一に考えて小さくまとめました。前回の大会で入賞した和泉光一さんら多くの方々にアドバイスをいただき、念願の優勝を果たせました」と喜んでいた。
 
 市内南本町で洋菓子店を経営する父・亘さん(60)は「渡仏前に10位以内には入れよと声を掛けると、優勝してくるとの返事だった。まさか本当に優勝するとは思わなかった。夢のようです」と話していた。
 
 
写真=世界チャンピオンになった水野さん
 

    

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