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両丹日日新聞2007年10月10日のニュース

文化遺産残せた−浦島伝説の沼を移転 戸田の水神神社

1010onuma.jpg 内陸部では珍しく浦島伝説が残り、築堤工事のため移転保存が進められていた福知山市戸田、水神神社(浦島神社)の池「お沼(ぬう)」の工事がほぼ終わった。神社関係者たちは、古くからの文化遺産を形として後世に残せることができたと喜んでいる。14日午前10時30分から、現地で完工式をする。
 

 
 神社は、室町時代中期の1450年ごろ創建されたといわれる。池は2、3年あとにできたとされ、形は亀の甲羅をかたどっている。全体の広さは約70平方m(水がたまる部分は約15平方m)。
 
 古くから池の底の白い岩が日本海の竜宮城に通じていると伝わり、池で願い事をすると、乙姫様がかなえてくれるという伝説が残る。また沼の水で炊いたかゆを食べると母乳がよく出るとの言い伝えもある。
 
 神社がある戸田地区は、由良川がそばを流れることから、昔から水害に遭ってきた。このため国土交通省が由良川改修に伴う築堤を地区内に計画。宅地などとともに、お沼の場所も堤防建設地にかかり、01年から地元と行政が本格的に協議。一時は撤去も考えられたが、02年に市文化財保護審議会が「(お沼は)歴史的、文化的価値がある」と示し、移転が決まった。
 
 移転場所は道路を挟んだ神社南側で、甲羅の形や沼の周りに設けられた玉垣なども元のままに復元した。今後、池の周りには樹木を植えることにしている。
 
 同神社責任総代の杉山さん(75)は「場所を決めるのに苦労しましたが、何とか移転できてよかった。由緒ある池を末永く残せていけたら」と話している。


写真:神社南側に移転されたお沼

    

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