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両丹日日新聞2007年10月 5日のニュース

小豆畑から縄文時代の石器 夜久野町今西中で見つかる

1005sekki1.jpg  福知山市夜久野町今西中の小豆畑から、縄文時代晩期の石器と思われる「磨製石斧(せきふ)」が見つかった。周辺は田畑の広がる農地だが、これまでから縄文期の遺物がいくつか出土しており、一帯が人や家が集まった「ムラ」だった可能性が高まった。

■「ムラ」の存在示す資料
 
 見つけたのは夜久野町畑集落のタイヤ販売業、井上さん(61)。
 
 磨製石斧は現在でいう斧(おの)、のみ、かんななどにあたる道具で、木の柄につけて木を切ったり、丸太をくりぬいたりする道具として使われていたという。
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 発見場所は府道小坂青垣線沿いの高台。昔は街道や茶屋があったところだと地元では伝わっているが、いまは田畑が広がっている。市教委によると、この農地は埋蔵文化財包蔵地の「天王遺跡」として遺跡地図に登録されている。発掘調査はされていないが、過去には縄文土器が出土しており、ほかにも埋もれている可能性がある。
 
 井上さんはこの農地の一角で小豆を育てていて、今夏、畑で作業をしていたところ、表面がつるつるとした石を発見。遺物に関心のある井上さんは、形などから判断して石斧と確信。市教委へ持ち込み、磨製石斧と確認された。
 
 長さは12・2cm、幅6・3cm、厚さ2・9cm、重さ338gある。一部欠けている部分があり、2500年ほど前の人が道具として使った痕跡と見られる。
 
 市教委は「市内でも出土例はあるが、完全な形で出てきたのは珍しい。この場所がムラだった可能性は高い」という。
 
 また、この場所とは少し離れたところにある田んぼでは、地元の農業、大江さん(67)が土器を発見しており、まだまだ遺物が眠っていると見られる。
 
 
写真上=小豆畑で磨製石斧を見つけた井上さん
写真下=見つかった磨製石斧

    

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