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両丹日日新聞2007年10月 4日のニュース

鎌倉時代の石積発掘 国重要文化財・島田神社

1004simada.jpg 国の重要文化財、島田神社(福知山市畑中)で、現在の室町時代築とされる本殿より古い時代の基壇(石積)が見つかった。鎌倉時代まで使われていた形式の土器が一緒に出土し、神社の創建時代がこれまでより200−300年さかのぼることが分かった。同神社は府教育委員会の手で今春から全面解体修理が行われており、本殿がすべて解体されたのを機に、発掘調査が行われていた。
 

 今の本殿は柱に記されていた墨書から、室町時代の文亀2年(1502)の建立とされている。昭和9年(1934)に本殿を覆う覆屋の改築が行われており、このとき屋根の軒先部分が切り取られた。そこで、元々の屋根の大きさを調べるため建物の基礎部分を発掘調査することになり、地表部から20cm掘り下げた所で、現在の基壇より一回り小さい基壇が見つかった。
 
 同じ場所から黒っぽい土器(瓦器=がき)の碗(わん)が一緒に出てきたことから、文亀2年より300年ほど古い鎌倉時代に、別の社殿が設けられていたことが分かった。一角には、更に古い時代のものと思われる、土と石で組んだ祭祀跡も見つかっており、創建は平安時代までさかのぼる可能性も出てきた。
 
 また、掘り下げた地層からは、火をたいた跡も確認できた。本殿の床下や柱には煤(すす)がついていることから、露天ではなく、「いまの本殿の下」で火をたいていたことが分かる。非常に珍しい例で、「お籠(こ)もり」のような宗教的儀式として火をたいたのか、集落の集まりなどでたいたのかなど、目的は分からないという。火をたいた跡のある地層から本殿床下までは180cmあり、当時の人びとが楽に歩けた高さ。
 
 なお基壇の発掘で、現在の本殿の元々の大きさは間口6m、奥行き8mで、屋根は70cmほど切り取られていたことが分かった。
 
■6日に現地説明会
 
 府教委と市教委は6日午前11時から市民を対象にした現地説明会を行う。
 
 
写真=火をたいた跡が出てきた発掘現場。古い基壇も見つかった

    

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