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両丹日日新聞2007年9月20日のニュース

共栄高の教諭が金魚の新種を開発 文化祭で公開

0920kingyo.jpg 福知山市東羽合の京都共栄学園高校(国田敦校長)で生物学を教える高山信彦教諭(60)=篠尾新町=が生み出した金魚の新品種が、22日に開かれる同校文化祭で展示される。高山教諭は、40年近くにわたって金魚などの交配品種改良の研究を続けている。「定年を控え、これまでの一区切りとして新品種をデビューさせてみようと思いました。多くの方に見てもらえたらうれしい」と話している。

 新品種の名前は「乱鱗系丹波琉金(らんりんけいたんばりゅうきん)」。ニシキゴイ(ドイツ系ヤマブキ黄金)と金魚の琉金を原種に、何度も交配種を掛け合わせて固定化させた。通常の琉金より丸みがゆるく、顔や尾にも違いがあるが、一番の特徴は名前に由来する体にある鱗(うろこ)の乱れ模様。見た目の美しさにも気を配り、出来上がるまでには10年近い年月がかかった。
 
 乱鱗系丹波琉金が完成したのは10年ほど前だが、定年を迎えるにあたり、これまでの研究活動を形にしようと、昨年12月に新品種の商標登録を受けた。「これで商売にとはなりませんが、新品種として形にすることができました」と話す。
 
 大学院時代に新潟県の水産試験場で金魚とコイの交配品種改良を始め、その後、同校に勤務するようになってからは、実家のある養父市内に研究用の池を造った。今も週3回は往復する日々を過ごしている。
 
 顧問を務める理科部の指導や授業では、池から教材を持ち込み、生徒たちの興味をかきたてる。「説明するときに、何もないより自分がやっていることを見せるほうがおもしろさや苦労が伝わると思います。生徒たちが食いついて乗ってきてくれると、僕ももっと頑張ろうと張り切りますね」
 
 文化祭では、理科室で理科部の出し物の一角に展示ブースを構える。乱鱗系丹波琉金だけでなく、模様で四ツ目に見える淡水魚のオヤニラミ、世界的にも岐阜・滋賀両県の湧水池にしか天然生息せず、水温が20度以上になると死んでしまうハリヨなど珍しい魚も少し並べることにしている。
 
 展示は午前10時30分から午後3時まで。
 
 
写真=高山教諭が開発、商標登録をした新品種「乱鱗系丹波琉金」

    

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