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両丹日日新聞2007年9月12日のニュース

台風23号を教訓に庵我地区が福祉防災マップ作製

0912angamap.jpg 福知山市の庵我地区福祉推進協議会(大嶋忠志会長)が作製に取り組んでいた「庵我地区福祉防災マップ」がこのほどできあがり、協力を受けていた市に、協議会の役員らが完成報告をした。マップは、地区の8自治会が1種類ずつ、計8種類・1100部を作製。自治会ごとの避難場所や避難経路などが描き込まれた地図、防災の心得、緊急連絡先などが印刷してあり、自分の住んでいる近くではどこが危険で、どこをたどって避難すれば良いかが分かる。自治会ごとの集会や防災訓練後に同地区内の全戸に配布する予定で、緊急時の助け合いネットワークづくりに役立てる。
 

 由良川に面して広がる庵我地区は、洪水の常襲地。04年10月には台風23号による洪水で家屋や道路、農地の冠水、土砂崩れなどが起き、多くの住民が避難所で不安な夜を過した。またこの時、河川の状況をどこに確認したらよいのか、どこを通りどこへ逃げればよいのか、住民にきちんとした情報が素早く届かず混乱した。
 
 マップは、その時の体験を生かして作った。台風23号の洪水でどこまで冠水したかを消防団員から聞き取り調査し、地図に水色で印刷。急傾斜地はベージュ、土石流の可能性のある場所はこげ茶色で示してあり、避難経路はこれらの危険個所を避けて設定し直した。何度も会議を持ち、地図の製作会社とも折衝を繰り返し、3年がかりでようやく完成した。
 
 単なる防災マップにとどまらず、住民の相互扶助の心を反映できるようにも工夫してあり、老人世帯、体の不自由な人がいる家庭など、避難の支援が必要な人の名前や電話番号を書き込め、近所同士の安否確認、避難協力がスムーズにできるよう配慮してある。
 
 さらに、子どもたちの通学路や子ども110番の家の場所も分かりやすく記してあり、防犯マップとしても使える。
 
 大嶋会長は「台風23号のあとに、こういう地図の必要性を強く感じました。その後、能登半島地震や新潟中越沖地震が起き、その思いを強くしていました。消防、福祉、教育など各分野の人たちが知恵を出し合い、それぞれの立場から検討を加えた地図です。各家庭のよく見える場所にこのマップを張ってもらって、十分に活用してほしい」と話している。


写真:市役所を訪れ、マップを披露する庵我地区福祉推進協議会の役員ら

    

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