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両丹日日新聞2007年8月28日のニュース

由良川のアユ豊漁 漁協は31日で買い取り終了

0828ayu.jpg 8月に入って由良川のアユ漁が好調で、連日多くのアユが持ち込まれる由良川漁協(上原義男組合長)は、このままでは在庫が過剰になるとして、買い取りを8月末で打ち切る。8月で買い取りをやめるのは、同漁協始まって以来初めてという。

 
 アユ漁の解禁は、今年から2週間程度遅らせ、釣りが6月第2日曜日、網は7月1日とした。ところが、漁が本格化する7月は雨の日が多く、漁ができない日が続いた。持ち込みが少なく、贈答用の注文に応じられるか心配するほどだった。
 
 8月に入ると状況は一変。連日の猛暑で川の水位が下がり、一度に多く取ることができる網漁が連日可能になったことから、持ち込まれる量が一気に増えた。
 
 1日から26日までに福知山市内記一丁目の漁協事務所に持ち込まれたアユは、1033kgにも及ぶ。盆休みの3日間を除きほぼ連日入り、多い日は100kgを超える。釣りでの生きたアユは543匹持ち込まれている。
 
 同漁協は、例年1tから1・3tを目安に買い取りをやめている。これから落ちアユシーズンになる9月は、さらに多く取れる可能性がある。このまま買い取りを続けると、今後見込まれる販売量や加工予定量を上回り、大量に残ってしまう恐れがあり、打ち切ることにした。
 
 例年、入る量を見ながら取りやめる日を決めていて、同じように豊漁だった一昨年は9月10日で打ち切ったが、今年はそれよりさらに早くなる。
 
 漁が好調なのは、春先からの天然アユのそ上が盛んだったことが大きな要因と考えられる。ただ大江町から綾部市にかけた本流が主で、支流の牧川や土師川はあまり取れていない。漁協関係者は、5〜6月に雨が降らず、支流域まで上ることが出来なかったのではないかと見ている。
 
 漁協の職員は「7月は水位が高くて釣りしかできず、8月は逆に渇水で網による漁がよくなった。7月に取れなかった分、残っていたアユが短期に集中して取れるようになったのでは」と話す。
 
 しかも、型の良いアユが多い。体長20cm前後に成長し、25cmクラスも珍しくない。解禁を遅らせたうえ、7月に取られずにいた分だけ成長し、香り高い大きなアユが増えたと見ている。
 
 長年漁をしている市内の組合員は「8月にこれだけ取れる年は珍しい。養殖アユかと思うほど太っていて、香りもよい。これから産卵を控え、ひと雨ごとに川を下り始める。たぶん9月はいま以上に取れるだろう。組合が買い取りをやめるのは仕方ないが、残念」と話している。
 
 漁協では、買い取ったアユを冷凍保存し、9月以降も市販するほか、由良川特産のアユの粕漬けに加工し販売している。
 

写真:内記一丁目の由良川漁協には、連日多くのアユが持ち込まれている

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