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両丹日日新聞2007年8月 6日のニュース

ドラム缶転がしに仮装チームも 雲原砂防イベント

0806kumohara.jpg 福知山市雲原の「雲原砂防」が、昨年7月に国の登録記念物に第1号として指定されたのを記念するイベント「よみがえれ 地域の力『探訪雲原砂防』」が5日、同所の同砂防公園一帯で行われた。会場では5つのイベントが催され、終日にぎわいをみせた。
 

 催しは、同砂防を広くPRし地域おこしに役立てようと、雲原砂防イベント実行委員会(委員長・今井啓靖自治会長)を組織して準備。砂防施設群や農村資源などをワゴン車で見て回る「ふるさと探訪ミニツアー」▽雲原川で魚つかみ▽雲原の農産物でつくる「うまいもん屋台」▽ドラム缶タイムレース▽雲原川流域の地域特産市−の5つの催しを企画した。
 
 開会式に続いて催しがスタートし、事前申し込みが必要な探訪ミニツアーには32人、魚つかみには115人が参加。うまいもん屋台や地域特産市も盛況だった。
 
 午後からは、雲原川の川床でドラム缶タイムレースがあり、4人1組で16組が出場した。レースは川の中で行い、コースは長さ150m。2人1組になり、上流へ向かってドラム缶を転がし、中間地点でもう1組にリレーしてタイムを競った。
 
 レースは2チームずつ行い、川岸からは選手に大きな声援が送られていた。中には仮装して出る選手がおり、場を盛り上げた。ゴールすると力尽きて川の中で大の字になる選手もいて、会場は笑いであふれていた。
 
 雲原砂防は、1934年に襲来した室戸台風により、山からの土砂で農地や宅地が大きな被害を受けたことから建設された。災害のあと、当時の西原亀三村長が二度と災害を受けない村にするため、当時の大蔵大臣・高橋是清にかけあって砂防工事を実現させた。
 
 砂防施設は1934年から1952年にかけて建設され、国内では初めて、山から流出する土砂をくい止めて河川全体を安全に守るという考え方で設計。複数の流域(総延長約12km)に、土砂が河川へ流れ込むのを防ぐためのえん堤11基、川の流れを緩やかにする床固工157基、河川をまっすぐにする流路工41基が造られた。
 
 砂防工事と併せて、農地改良、大規模な農地移転、耕地整理などを行う日本の近代砂防史上画期的な事業となり、今も多くの施設が活用されている。こうしたことが、保存していく建造物となる登録記念物の指定につながった。
 
 今井委員長は「予想以上に多くの人に来て頂き、喜んでいます。今回の催しは、地域の資源を生かし、過疎を吹き飛ばし、活性化につなげたいという熱い思いがあります。来年以降も続け、活性化を図っていきたい」と盛況を喜び、今後に意欲を見せていた。


写真:盛り上がったドラム缶レース

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