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両丹日日新聞2007年8月 1日のニュース

船大工の技術継承し35年 大江の佐金さん救助舟を修理

0801sagane.jpg 福知山市大江町に船大工の肩書を持つ人がいる。関の佐金守さん(60)。この道35年のベテランで、今も建築業のかたわら川舟造り、修理をする。府内でも船大工は珍しく、その技術を継承する人は少なくなってきている。

 
 佐金さんは25歳のころから、叔父に船大工の技術を教わった。これまでに造った川舟は約20隻。町内では古くから、由良川での漁や洪水の際の救助用に木舟が使われた。佐金さんはこうした舟の修理にも応じている。
 
 今は同町河守の新町区が所有する救助用の舟を直している。これは昭和38年(1963)9月に出来たもので、長さ約6・5m、幅が一番広いところで約1mある。6、7人乗ることが出来るが、長年の使用で底部の板の間にすき間ができ、浸水することがあった。
 
 6月に区から修理の依頼を受け、7月26日から作業を始めた。作業は底板と同じ材料のスギの皮をたたき、縄状にしたものをすき間に詰め込み、底板の各部をつなぐための「縫いくぎ」を新たに打ち込んでいく。このほか、舟全体を乾燥させたあと、防腐剤も塗る。
 
 道具は特殊なため、手作りのものが多い。自分の手に合った使いやすいものをこしらえていく。救助用の舟の修理は初めてという佐金さんは「舟は普段、屋根のあるところに保管されているので傷みが少ない。あと50年はもつでしょう」と話す。
 
 7月31日には、おおかたの修理を終えた舟を二俣の宮川に浮かべて、出来を確かめた。
 

写真:救助用の舟の修理をする佐金さん

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