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両丹日日新聞2007年4月26日のニュース

水田一面が真っ白に 農薬使わない「お布団農法」

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 農薬を使わない安全な米を作りたいと、福知山市中の農業、塩見さん(59)は、今年も布マルチ直播栽培の通称「お布団農法」による米づくりを始めた。水田一面に種もみを挟んだ白いマルチ綿が広がっている。

 
 塩見さんは、勤めを辞めて、昨年から本格的に米づくりをしている。始めるにあたっては、安全・安心にこだわり、農業雑誌で知ったお布団農法の採用を決めた。
 
 この農法は、加工の際に出るくず綿を利用し、2枚重ねの綿に種もみを挟み、ロール状にしたものを水を落とした田んぼに敷き詰め、水を張る。すると綿を突き破って芽ぶき、根が伸びたところで水を抜くと地面に活着する。
 
 種もみを直にまく形になり、田植えが不要なうえ、雑草は綿に押さえ付けられ、太陽光もあたりにくいことから生えてこない。除草剤を使わずに済み、くず綿は秋には有機肥料になる。
 
 塩見さんは昨年、30aで採用したが、十分な事前準備ができず、敷き詰める作業が5月にずれ込んだ。生育が遅れ、収穫量は一般の水田で取れる量の3分の1以下になった。
 
 この反省から、秋には堆肥(たいひ)を入れ、事前準備を十分整え、昨年より早く26日からロール綿を田んぼに敷く作業を始めた。今年も自宅前と三段池公園寄りの山手の水田30aで作る。
 
 初日は、朝から作業を行い、水抜きした田んぼにロール綿が敷き詰められ、水田一面が白く覆われた。この農法に関心のある綾部市内の男性2人が作業体験に訪れて手伝った。
 
 同市鷹栖町の猪早さん(67)は、本業の傍らアイガモ農法で米づくりをしていたが、鳥インフルエンザでできなくなり、この農法が良ければ採り入れようと訪れたという。
 
 塩見さんは「昨年は最終作業が5月26日で、随分遅れてしまった。今年は早くから準備し、ここ2、3日で作業を終える予定です。秋に十分な量が収穫できればうれしいのですが」と楽しみにしていた。
 

写真:種もみを挟んだ綿のロールを田んぼに敷き詰める塩見さん=右端=たち


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