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両丹日日新聞2007年3月27日のニュース

模擬店舗で実習、知的障害者の就労に成果 高技専

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 福知山市平野町、府立福知山高等技術専門校(花木伸一校長)は、府北部の知的障害者を対象にした販売実務科(定員10人)を設けている。コンビニ並みの商品をそろえた模擬店舗とバックヤードを設け、商品知識や陳列、パック詰めなどの作業を指導し、コミュニケーション能力を育て、毎年6、7割の人の一般就職に結びつけている。国のモデル指定を受けての3年間を終えたが、対象者からの要望が強く、新年度も継続する。

 
 同科は、府内の知的障害者の雇用を進める狙いで、04年度に厚生労働省の「一般校を活用した障害者職業能力開発事業」の取り組みで設置した。初年度は半年間だったが、05、06年度は年間を通した訓練をし、今までに29人が修了した。
 
 廃科になった電気システム科の実習棟を改装し、日用品、書籍、菓子、生鮮食料品(一部を除きサンプル)などを並べた「模擬店舗」、袋詰め、盛り付け、包装台、ベルトコンベアなどを設けた「バックヤード」からなる職場を再現。元スーパーマーケットの店長ら3人が指導し、毎日午前9時40分から午後4時10分まで実技訓練をする。
 
 タイムカードを押して出勤後、ラジオ体操や朝礼をし、始業。作業内容は月を追ってレベルを上げていく。事務用品の取り扱い、計量、袋詰めなど基礎から入り、その後、店内への品出し、レジ接客などステップアップしている。最後に実際の職場に出向いての実習もする。
 
 訓練生は、養護学校高等部卒業の離職者や共同作業所の入所者らが中心で、今年度は18歳から46歳までの幅広い年齢層の9人が訓練を受け、うち5人がスーパーマーケット、老人福祉施設などに就職を果たした。
 
 同校では「訓練生の障害の程度、年齢構成、希望職種により、さまざまな課題がありますが、全員が就労に結びつくように努力しています。企業が求める人材を育てるため、体力づくりや自動車運転免許取得に向けた学習、希望職種に合った実習など個別指導にも力を入れています」と話していた。
 
 新年度は、16人が同科の選考試験に臨んだ。合格した10人が就職をめざして4月10日から訓練を始める。
 

写真:商品の袋詰めなどの実習をする訓練生


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