WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

購読お申込み 両丹日日新聞は全国にお届けできます。

トップページへ

ニュース

情報

コミュニティ


両丹日日新聞2007年3月23日のニュース

カマドの位置に共通性 土遺跡発掘調査

0323iseki.jpg
 福知山市教委は、同市土の土遺跡の今年度発掘調査成果を発表した。由良川沿いの他の遺跡と類似する特徴的なカマドを持つ竪穴(たてあな)住居跡が出ており、古代の台所から、由良川文化圏としての共通性を見ることができる。24日午前11時から、市民を対象にした現地説明会を開く。

 
 土遺跡は福知山と綾部盆地のほぼ中央、由良川左岸の長田野丘陵の北の縁辺にある。これまでの調査から、古墳時代−中世にわたる集落遺跡であることがわかってきている。
 
 今年度は第6次調査で、西中筋西部総合整備事業のほ場整備に伴うもの。昨年9月1日から調査を進めており、終わりが近づいたため現地説明会を開く。
 
 調査地点はこれまでで一番南側になる3カ所。由良川沿いに見られる古墳時代後期(7世紀ごろ)の青野型竪穴住居跡5棟などが見つかった。
 
 青野型は、一般的に住居の中央部にあるカマドが端にあるのが特徴で、綾部から舞鶴までの由良川中下流域の川沿いの遺跡で確認されている。青野型のカマドは8割近くが住居の南東側に設置されており、住居を建てる時点でカマドの位置がしっかりと決められていたと思われる。
 
 市教委文化財保護係の永谷隆夫さんは「南東側にあることには風向きなど様々な要因が考えられますが、由良川沿いの古代の文化圏が浮かび上がってくるのではないでしょうか」と、地域の共通性をとらえている。
 
 また、土遺跡北側では発掘頻度が低かった中世期の土師器、三足釜などの日常雑器が多数出ている。近世の遺物、遺構は南側にいくほど増える傾向にあり、中世期以降の遺構が現集落の高位部分で展開すると推測できるという。
 
 説明会参加希望者は直接現地へ。場所は土製茶工場横。当日は市道上荒河観音寺線(旧広域農道)沿いに目印の案内看板を設置する。小雨決行。


写真:土遺跡で発掘された青野型竪穴住居跡。カマドはすべて南東側にある


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

このサイトの正式公開は2000.6.20です

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ