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両丹日日新聞2007年2月28日のニュース

もう飲まない。 断酒会記念大会で誓い新た

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 かつてアルコール中毒で苦しみ、酒を断つことで新しい自分を作る努力をしている人たちのグループ京都府福知山断酒会の創立25周年記念大会が25日、福知山市昭和新町の府立中丹勤労者福祉会館で開かれた。酒害に苦しんできた人とその家族の体験発表などを通じて、断酒の誓いをより強固なものとした。

 
 断酒会は全国にあり、福知山では毎週木曜日午後7時から、同会館で例会を開催。酒で苦しんだ体験を包み隠さず語り、そんな時代に戻らないように仲間と支え合っている。
 
 約200人が出席した記念大会では会長が「『一日断酒』『例会出席』を続けることが、酒害者にとっては薬だ」とあいさつ。酒害体験者が自身の体験談を発表した。
 
 家族の発表もあり、妻や娘が、夫、父が酒におぼれてたいへんだったことを振り返り、断酒会に通うようになって回復していった様子を話した。
 
 ある妻は、夫の飲酒でイライラするうちに、自分の子どもが自分の近くにいなくなり、祖父母の近くにいくようになった▽夫は仕事をせずに酒を飲み歩いていた▽ケンカが絶えなかったことなどを赤裸々に語った。夫がそういう状態になったことを近所の人や親戚に責められ、「死」という思いが頭から離れなくなったという。「酒害とは、家族がばらばらになることで、一番悲しいのは、本人が人を思いやる心をなくすこと」と訴えた。
 
 「死んでくれた方がマシだ」とさえ思っていたという娘は、「落ち着けるはずの実家が、思い出したくもない悲惨な状況でした。孫ができたことで父親ががらりと変わり、断酒会の帰りに孫の顔を見に来てくれるようになりました。今は家族のことを一番考えてくれるようになり、実家に帰るのが楽しみになりました」。最後に、この幸せが続くよう、「もうお酒は飲まないでね、お父さん」と締めくくった。
 
 断酒会や悩みなどの相談は最寄りの保健所へ。


写真:断酒の誓いを新たにした大会


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