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両丹日日新聞2007年2月 7日のニュース

100年前のものでした−佐賀小学校の木製校章、漆塗りで金粉も

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 福知山市私市、佐賀小学校の本館に掲げられている木製の校章が、100年近く前の1908年(明治41年)に制作されたものであることが、このほど分かった。さらに、漆工芸で仕上げられた跡が残り、ヒノキ材と思われる。かつて通学していた地元の人たちの間でも話題になっている。

 
 校章は本館の上方にあり、桜の花びらをかたどった形で中心に「佐」の文字が入る。
 
 本館の大規模改修工事をしていた1月15日、古くなった校章(縦30cm、横32cm)も校舎に合わせてきれいに塗り直そうと業者に外してもらった。そうしたところ、「佐」の文字がある表面は、漆を塗り、金粉を付着させる漆工芸の「蒔絵(まきえ)」で仕上げられたと思われ、大部分に金粉が残っていた。
 
 裏面には「明治四十一年十一月三十日 本館竣工時取付 校章 移轉(転)昭和三十九年十二月新築時取付」と墨書されている。
 
 沿革によると、1887年、報恩寺の「律襲校」と私市の「富訓校」が合併し、「報恩寺小学校」が誕生。校舎は現在地より大江町側に建設された。その後、「佐賀尋常小学校」と改称し、1909年(明治42年)4月に現在地に学校を建設。1965年(昭和40年)1月に北校舎(現在の本館)を新築した−となっている。
 
 沿革と校章の裏面に記されていた年はわずかにずれる。同校では校舎そのものが完成した時期と、校舎で実際に授業が始まった時期との“ずれ”ではないかと考えている。
 
 大槻初男校長は「校章を手にとって初めて見たときは、とても素晴らしいものだと驚きました。専門家の方に見てもらったところ、丁寧に良い仕事がされているとおっしゃいました。腐食や虫食いもなく、漆塗りの効果でしょうか」と驚く。「これは佐賀小学校の歴史そのもの。大切にしていきたい」と、現在、市教育委員会に修復を依頼している。


写真:古いものだと分かった校章


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