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両丹日日新聞2007年2月 7日のニュース

最後の手漉き卒業証書 市町合併で大江の3小学校

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 福知山市大江町内の3小学校では、これまで卒業式の際に、児童たちが自らの手で漉(す)いた和紙を使った卒業証書を渡していたが、合併で新・福知山市となったことから、この伝統は今春で最後となる。

 
 1994年、町内で唯一丹後和紙を製造する二俣の田中製紙工業所隣に和紙伝承館が開館。3小学校では、地域の伝統産業を知ろうと、これまで5年生が、同館で紙漉きを体験。自分たちの卒業証書を作ってきた。
 
 しかし、昨年1月に福知山市と大江、三和、夜久野3町が合併したことで、市教委では、教育行政の公平性から考えると、ほかの小学校と同じ卒業証書が望ましく、費用面でも高くつくとして、和紙の証書作りをやめることにした。現6年生は5年生の時にすでに和紙の証書を漉いているため、今回は使用する。
 
 同町内の小学校は美河、美鈴、有仁の3校で、今春卒業する6年生は計48人。すでに和紙の証書は余分の数も含め市内の印刷所に持ち込まれ、現在は各校の校長らが印刷する文書の校正をしている。印刷が終わり、それぞれの学校に証書が戻ってくると、各校長が卒業生の名前を書き、印鑑を押して仕上げる。
 
 美鈴小学校の堀尾寿代校長は「今回は、6年生が作った和紙を使わせてもらうことができた。伝統行事がなくなるのは残念ですが、今後も総合的な学習の時間を利用して、伝承館で体験したり、見学したりして地域の伝統産業を学んでいきたい」と話している。


写真:今回最後となる和紙の卒業証書。左は証書に印刷する文書


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