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両丹日日新聞2007年1月26日のニュース

商都福知山のシンボル、ファミリーが自己破産

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 福知山市駅前町でショッピングセンター福知山ファミリーを経営する株式会社ファミリーが24日、京都地方裁判所福知山支部で自己破産を申請し、同日、手続きの開始決定を受けた。商都福知山のシンボル、福知山の顔の一つだっただけに、関係方面や消費者に及ぼしたショックは大きい。ショッピングセンターとしての商業ビル会社は倒産したものの、中に入っているテナント22店は営業を続けており、26日も買い物客が訪れている。

 
 福知山ファミリーは1972年にオープン。5階建て延べ13900平方mのショッピングセンターで、北近畿一円から集客。90年代前半には日曜、祝日のたびに周囲の駐車場に入りきれない車が行列を作った。
 
 しかし商業の中心が郊外へと移り出すとともに客足が落ち、2000年に核店舗となっていたスーパーが撤退。前年には4億円余あった賃貸収入が半減して採算割れが始まった。新たなテナント誘致など手を打ってきたが、中心市街地の凋落(ちょうらく)スピードは増すばかりとあって、客足を呼び戻すことはかなわなかった。
 
 負債は約14億円。ほとんどは金融債務だという。
 
 同社の社長は25日、「集客力のあるテナントを誘致しようにも、立地条件から受け入れられなかった。進むがままの中心市街地の空洞化、実勢以上に高い固定資産税など、駅の北側は見捨てられた状態だ」と苦渋の選択に至った経緯を説明した。
 
 福知山市では中心市街地活性化が模索されているが、市の基本計画がまとまるまでに、大きな拠点の一つが倒産するという事態となった。毎日利用しているという主婦(46)は「ショックです。不便になるので、無くなるのは困る。駅だけ高架にしたって仕方ない。なんで周辺の整備が遅れてるの? 南北を結ぶ広い道路だって、もっと早くつないでくれないと北側はますますさびれてしまう」と不安がる。 
 
 テナントで組織する同友店会の役員たちは「不安や動揺がないといえばウソになりますが、元気にお客さまをお迎えするのが私たち商売人の仕事」と言い切る。心配はむしろ風評。「ビル会社と、入居している各店を同じ会社と勘違いしておられる方が多いだろう。閉店しているのではと思われるのが一番困る。テナントはそれぞれに個別の法人であり、いつも通りに営業しているので、安心して顔を見に来ていただきたい」と力を込める。
 

写真:商都福知山の顔として愛されてきた福知山ファミリー


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