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両丹日日新聞2007年1月22日のニュース

文化財守ろうとバケツリレー 醍醐寺で消防訓練

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 中世、鎌倉時代などの貴重な文化財を保有する福知山市猪崎の臨済宗醍醐寺(廣瀬祖津住職)で21日、火災から文化財を守るための消防訓練が行われた。福知山消防署と市消防団の関係者約100人と消防車両10台、同寺関係者や猪崎自治会の人ら約60人の総勢約160人が参加し、通報、初期消火、文化財の搬出、放水といった各訓練に取り組んだ。

 
 文化財防火デー(26日)にちなんで実施したもので、郷土の貴重な文化財を、住民と消防関係者らが一体となって火災から守っていく意識を高めるのが狙い。この訓練は53回目、同寺での訓練は3回目となる。
 
 訓練は、本堂西側の空き地で落ち葉が燃え、山林に延焼して文化財が安置されている本堂に燃え移るおそれがある−という想定で実施。発見した参拝者の通報を受けて、寺の関係者が119番通報するとともに、消火器で初期消火をした。
 
 また、駆けつけた地元自治会の人たち約50人が、2列に並んでバケツリレーをし、火に見立てた目標物に水をかけ、消火する訓練に取り組んだ。
 
 さらに、延焼の恐れがある本堂から、寺の関係者が文化財(模擬物)を安全な場所へ搬出。この一方で、消防署と消防団庵我分団からポンプ車や積載車、タンク車などの車両、隊員、団員が出動し、放水して“鎮火”させた。最後に一斉放水をして無火災を願った。
 
 訓練後、芦田正夫・市消防長は「立派な訓練が出来ました。大切な文化財を火災から守るという気持ちを新たにし、大切にしていってほしい」と講評。続いて岸田正一・市消防団長が訓辞した。
 
 最後に同寺総代の赤壁武雄さんが「私たちは貴重な遺産を子々孫々に伝える使命と責務があります。みなさんと手を携えて(文化財を)守っていきたい」とあいさつし、決意を示した。
 
 同寺には、市指定文化財の彫刻「木造如来坐像」、絵画「絹本著色三国師像図」、書籍「紙本墨書醍醐寺額下下書」、市重要資料の工芸品「梵鐘」がある。
 

写真:バケツリレーの訓練をする猪崎自治会の人たち


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