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両丹日日新聞2007年1月12日のニュース

卒業生たちが残した靴、ネパールへ届ける 福知山高校

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 福知山市土師の福知山高校(加藤寛校長)は、卒業生が残した上履きを発展途上国のネパールに贈る活動を続けている。10年目となる今年は冬休みを利用して、生徒と職員3人が現地に出向いて届けた。靴が使われるのはヒマラヤ山脈のふもと(標高約3500m)にあるガミという小さな村。悪路が多く、零下10度程度に冷え込む時期もある。靴は高価で買えない人が多く、プレゼントを心待ちにしているという。

 
 靴を贈る活動を始めたのは1998年。小瀧篤夫教諭が、担当する地学の研究でネパールを訪問した際、寒さが厳しい中、素足で荷物を運ぶ現地の人を目の当たりにした。そこで、「卒業時に処分してしまう上履きは十分に使えるものが多く、何とか活用できないか」と生徒会に呼びかけた。
 
 それ以降、卒業式のときに生徒会が会場に空き箱を置いて上履きを回収。そのうち十分に使える状態のものを約100足選び、ボランティアバンクに登録している生徒たちがきれいに洗って贈る準備をしている。
 
 今年度は小瀧教諭と岡本みさき司書教諭、3年生の足立泰樹君が、靴約100足と生徒に呼びかけて集まった鉛筆約300本、市内の業者から提供された体操着を手に現地へ。ガミは奥地のため一般外国人が行くことができず、手前のジョムソンにあるMDSA(ネパール・ムスタン地域開発協力会)の事務所に届けた。天候不良で飛行機が飛ばず、10日間の長旅になった。
 
 小瀧教諭は「現地に届けたのは3回目になります。現地で一番多い履物はゴム草履のようですが、福高の上履きは丈夫で履きやすいと喜ばれています。鉛筆は小学校で使われるようですが、授業料が払えずに途中でやめる子どもが多く、識字率も低いと聞きます」と現地の深刻な状況を話していた。
 

写真:MDSA事務所で、持参した靴や鉛筆をスタッフに手渡す岡本教諭


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