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両丹日日新聞2007年1月 6日のニュース

尺八都山流に最年少中学生師範が誕生 入門5年目の最短記録

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 国内最大の尺八流派・都山流尺八楽会に入っている福知山市の京都共栄学園中学校3年生、井本早紀さん(15)=丹波市市島町=が、念願の師範資格をこのほど取得した。竹号は蝶山。師範は全国に約6000人いるが、中学生の合格は流派始まって以来の最年少記録で、尺八を始めて5年という最短期間での快挙でもある。関係者を驚かせているだけでなく、井本さん自身も新年を迎えた今、プロ奏者をめざして決意を新たにしている。

 
 井本さんは4歳で琴を習い始め、尺八を耳にする機会は多かったが、古典的なイメージが強くて好きになれなかった。ところが、祖父の都山流大師範、加賀山菖山さん=福知山市堀=のリサイタルで、ゲストに招かれたプロ奏者、永廣孝山さん(35)の演奏を聴き、気持ちが一気に変わった。
 
 「とても新鮮でした。先生は邦楽界に新風を吹き込みテレビでも活躍されている方。演奏されたのは今まで聴いてきた古曲や本曲だけでなく、洋楽やクラシック、ジャズまで変化に富んでいました。魅力的で、自分でも吹いてみたいと思いました」と、その時の心境を語る。
 
 小学4年生のとき、祖父の紹介で永廣さんに弟子入りした。週1回のペースで大阪府豊中市の師匠の元へ通い、練習を続けた。周りが驚くほどのスピードで上達し、2年後、岡山市で開かれた準師範の試験で、最年少合格を達成。その後、各地で開かれる師匠のコンサートに出演するなど実践を積んだ。
 
 準師範になってから規定の3年が過ぎたため、昨年11月に同市で開かれた師範試験に初挑戦した。受験したのは20人で、井本さんを除いては社会人ばかりだったが、本曲、古曲、新曲八寸、同六寸の4科目をすべて1度で通過し、2位の好成績で合格した。
 
 井本さんは「先生に教わった通り、いつも曲のイメージを考え、情景を思い浮かべながら吹いています。夢だった最短期間の3年後の合格が果たせてうれしい。プロの尺八奏者をめざして地道に頑張りたい」と意欲をみせる。迷っていた進学先については、難関の国立芸大を目標に固めた。
 

写真:「プロの尺八奏者をめざして頑張りたい」と意欲をみせる井本さん


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