WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

購読お申込み 両丹日日新聞は全国にお届けできます。

トップページへ

ニュース

情報

コミュニティ


両丹日日新聞2006年11月11日のニュース

福知山の善意、ことしもタイへ届く 再生眼鏡を現地で配布

1111makino.jpg
 毎年タイへ出向いて老眼鏡を贈る活動を続けているマキノ眼鏡店社長、牧野公一さん(47)=福知山市荒河新町=が、ことしも仲間たちと一緒に渡航。水害で荒れた地方にも行き、現地の人びとの目を調べ、ピッタリの眼鏡を調整してプレゼントしてきた。

 老眼鏡のプレゼント活動は、眼鏡店の全国勉強会を母体にしたNPO日本タイ・オプチカルボランティアグループ(JTO−VG)が8年前から取り組んでおり、牧野さんも7年前から参加している。

 タイは老眼の率が高いものの、眼鏡はまだ貴重品で手に入りにくいことから、日本で使われなくなった眼鏡のフレームを参加店ごとに集め、使える部品を組み合わせてリサイクル。レンズは再利用できないため、各店で新品を購入して老眼鏡に仕上げてプレゼントしている。また眼鏡は一人ひとりに合った度数を選び、顔の形に合わせてフレームを調整する必要があることから、「技術を持った自分たちが行くのが一番」と、毎年訪問することにしている。

 今回は15社から計23人が参加し、10月末にタイへ向かった。通訳などの現地ボランティア28人とタイの国際赤十字スタッフらを合わせ約60人がバスに乗り込み、初日はバンコクから北へ約250km離れたウタイタニ県へ向かった。

 ウタイタニ県は洪水に見舞われた後で、冠水した道路を突っ切り、川とも沼ともつかない荒れ地が続く中を片道3時間半走ってたどりついた。

 当初眼鏡の配布会場に予定していた寺院は、周辺住民が家財道具を避難させて大混雑となり、急ぎ別の寺院に変更。それでも多くの人が眼鏡を求めて集まり、約1000本を配布した。

 2日目はバンコクから南東へ100kmのチョンブリ県。4年前にも訪れた地域で、度数が合わなくなった人や壊れてしまった人たちも再度訪れ、感謝して受け取っていった。ここでの配布も約1000本。3日目は赤十字社を訪れ、現地の人びとの技術訓練を兼ねてフレームを1000本寄贈してきた。

 今回、福知山と綾部のマキノ眼鏡店計4店からは、店頭で回収した眼鏡を元に老眼鏡200本、フレーム250本を再生することができた。牧野さんは「みなさんの善意が、現地の人たちにしっかり伝わりました」と協力に感謝し、引き続き来年の活動用に、使わなくなった眼鏡の提供を求めている。


写真:一人ひとりに合うよう丁寧に眼鏡を調整する牧野さん


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

このサイトの正式公開は2000.6.20です

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ