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両丹日日新聞2006年10月13日のニュース

野山の幸でダシ作り 夜久野町で14、15日と「額田のダシ祭り」 

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 府、市の無形民俗文化財になっている福知山市夜久野町の奇祭「額田のダシ祭り」(額田のダシ振興会主催)が14、15両日、同町額田地区一帯で開かれる。豊かな野山の幸をふんだんに使って、物語の一場面などを創作する下ダシ(つくりもん)は呼び物のひとつで、その制作技術は100年間受け継がれている。本番が迫り、展示する額田の5地区では連日作業に追われている。

山車や御神木巡行も

 同祭りは、額田に鎮座する一宮神社の祭礼。毎年10月の第2週の土、日曜日に開いている。下ダシだけでなく、日本唯一の2階部分が回る山車(屋台)巡行や古代信仰の名残を伝える一本木の御神木巡行が有名で、夜久野の秋の風物詩として定着、例年1万人規模の観光客が訪れる。

 なかでも各地区が腕を競って仕上げるのが下ダシ。屋台で演じていた子ども歌舞伎が廃止された明治38年(1905年)から始まり、五穀豊穣(ほうじょう)に感謝して青年たちが農産物を使った「川中島の合戦」の場面を作って話題になった。その後、各地区に広がった。祭りが近づくと各地区の技の持ち主が中心になって展示会場に集まり、夜遅くまで趣向を凝らした作品づくりに精を出している。材料となる野菜や果物などは地元だけでなく、遠方にも足を延ばして調達している。

 下ダシの公開は14日が正午から同10時、15日が午前9時から午後9時まで。作品は下町「かぐや姫」、上町「かさこ地蔵」、旦「ゲド戦記」、奥「功名が辻」、向「足柄山の金太郎」。

 山車2基と向太鼓屋台の巡行は14日が午後6時から、15日が午前9時から。屋台の上ダシは宮本屋台が「マツケンサンバ」、下町屋台が「明智光秀」。一宮神社の御神木の巡行、加茂神社の神輿(みこし)巡行、太鼓打ちはそれぞれ15日午後1時から。このほか、地区内の通りを「ふるさとの径(みち)・おもいでの道」と題して創作品を展示し、特産品の販売をする。

 問い合わせは同振興会事務所=電話0773(37)0201=へ。

合併を記念し地元小学生がドッコちゃん作り

 また、地元の明正小学校(高井俊明校長)でも、全校児童75人が同祭りに向けてダシ作りに取り組んでいる。今年は市町合併を記念して、市のイメージキャラクター・ドッコちゃんを題材にした。

 同校では4年前から5年生の親子行事としてダシ作りを始めたが、昨年からは夜久野に伝わる文化やふるさとへの関心を高める機会にと、全校児童が参加。今月に入ってから児童や職員が協力をして作業を続けている。

 市の広報誌に載っているドッコちゃんを参考に、職員が竹を組んで骨組みを作り、児童たちが各学年交代で装飾の作業を続けている。材料は収穫に感謝するとの意味合いから、各自が持ち寄った。顔の部分はもみがらを散りばめて肌色を表現し、目は特産の黒大豆、鼻は白いカボチャ、口は赤トウガラシ、着物はアオキの葉やユズリハを使うなど、それぞれの自然の産物が持つ色を生かしてカラフルに仕上げる。高さは約2m。

 祭りにあわせて会場となる下町の民家車庫を借りて展示する。


写真:ドッコちゃんの製作に懸命な児童たちと見学に訪れた地元保育園児たち


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