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両丹日日新聞2006年9月22日のニュース

「福知山十景」など朽木家藩主の和歌を福知山城で展示

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 江戸時代に約200年間にわたって福知山藩主を務めた朽木家の和歌を紹介する企画展「福知山十景」が10月28日から、福知山城内の市郷土資料館で開かれる。朽木家16代目の朽木彰さん(71)らで組織する「朽木家所蔵資料研究会」の協力で開くもので、和歌や茶道、書画など文芸に深く親しんだ朽木家歴代藩主が詠んだ代表的な和歌を展示する。

 朽木稙昌が1669年(寛文9年)、茨城県南部の常陸国土浦から福知山城に入城し、朽木家が幕末まで13代にわたって福知山藩主を務めた。古文書、書画など福知山の歴史を知る上で貴重な資料が多く残されており、3年前に結成した同研究会が1350点余りに及ぶ資料の整理、調査研究を進めている。今回は和歌に絞って一般に公開することになった。

 今までに確認した朽木家の和歌関連文書は約120点で、約1500首に及ぶ。歴代藩主別では初代・稙昌と6代・綱貞が詠んだものが多く、合わせて85%になる。このうち今回は約40点、約130首を展示する。

 タイトルにもなっている福知山十景は、初代・稙昌が福知山近隣の景勝地を詠んだもので「幾里かその色見せて影高く名にし大江の山のみどりは」(大江山)、「この夕たてる煙をたび人の見てやいくのにかりねしてまし」(生野の里)、「だれも皆あふかざらめや堀里の神はまことの道守る世を」(一宮神社)など10カ所。芸術的にも優れた藤原定家独自の書流の「定家様」で書かれている。それぞれの地の現在の様子を収めた写真も並べて飾る。このほか、百人一首などの古歌を定家様で書写したものなどを出品する予定。

 朽木さんは「歴代藩主の高い文化の伝承を知るうえで貴重な和歌を初公開します。詠草に書かれている定家様の筆遣いや古い和歌用の短冊、色紙などの美しさにも注目してください」と来場を呼びかけている。

 同展は12月10日まで。時間は午前9時から午後5時まで。火曜日休館。入館料は大人310円、子ども(小中学生)100円。図録の販売もする。


写真:初代藩主・稙昌が詠んだ福知山十景の詠草を手にする16代目の彰さん


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