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両丹日日新聞2006年8月26日のニュース

「うまい米」にこだわり 手刈りと稲木干し続ける池田さん夫婦

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 米の収穫シーズンを迎えた。福知山市川北の農業、池田孝夫さん(73)と美代子さん(70)夫婦は、昔ながらの稲の手刈りと稲木による天日干しを続けている。コンバインよりずっと時間がかかるが、労力を惜しまない。「うまい米を食べるんやったら、機械に頼らずに手でせんとあかん」。作業の手を休め、滴り落ちる汗をぬぐった。

 コンバインの普及で、刈り取りと脱穀を一度に済ませることができるようになった。労力、時間とも費やす手刈りをし、稲木を立てる農家は年々減り、あまり見られなくなった。

 孝夫さんが稲作を始めたのは二十歳のころ。「稲は刈って逆さまにして稲木に干すと、茎や葉に残る栄養分が米粒にたまる」と教えられた。「コンバインを使うとすぐに、もみが茎から切り離されてしまう。稲木に架け、ゆっくり天日干しをする方が、香り豊かでつやのあるうまい米になる」と説明する。もみすりもすぐにはしない。食べる時期が近づいてからする“今ずり”にこだわり続ける。「半年たっても新米と味は変わらない」と自信をのぞかせた。

 手がけている田んぼは3枚で、コシヒカリと餅米を栽培している。以前はすべてを手作業でしていたが、今は追いつかず、うち1枚は作業を依頼している。

 自宅近くにはすでに竹を7段重ねた背の高い稲木を立てており、手際良く刈った稲は、手押し車に乗せて持ち帰る。自宅からは集めた落ち葉や草を運び、春の田植えに備えて田にまいている。

 孝夫さんは「化学肥料を最小限に抑えた有機栽培。体の続く限り、手刈りや天日干しを続けたい。わらはいつも大切に置いており、冬にしめ飾りを作って地元の朝市に出荷します」と笑顔をみせていた。


写真:労力を惜しまず、手刈りを続ける池田さん夫婦


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