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両丹日日新聞2006年8月17日のニュース

福知山成美8強入り 逆転で熊本工業下す

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 福知山成美の強さは本物だった――。第88回全国高校野球選手権大会第11日の16日、福知山成美は3回戦の最後の試合で熊本代表の熊本工業と対戦し、見事な逆転勝ちを収め、ベスト8入りを果たした。エース駒谷が、苦しみながらも相手の強力打線を3点に抑え、代打奥野が反撃のノロシを上げる適時打。そして塚田の同点打、駒谷の勝ち越し打、ダメ押しとなる田中、渡辺の貴重な適時打。ここぞという場面で成美の「のびのび打線」が火を噴いた。2回戦、3回戦と、盆期間中の快進撃は、京都代表・福知山成美の名を全国にとどろかせた。
 準々決勝は17日から2日間にわたって行われ、福知山成美は18日の第2試合(午後1時30分開始予定)で、鹿児島代表の鹿児島工業と対戦する。

再三の好守が駒谷救う

 当初は、だれもが予想し得なかった甲子園でのベスト8入り。応援のスタンドだけでなく、テレビ観戦していた福知山市民も大歓声を上げた。劣勢からの挽回は、選手たち、そして熱心に応援を続ける市民らの心が一つになって生まれた。京都大会から甲子園と続く長い戦いのなかで、選手たちは確実に成長している。

 駒谷投手は、決して本調子ではなかった。強力な熊本工打線は選球眼も良く、ボール球に手を出さない。少しでも甘い球は見逃さない。序盤は丁寧に投げすぎ、低めを突く変化球が微妙にはずれる。無四球が2試合続いていたが、2回までに2つ。5回までに7安打を許し、3点を献上。珍しく連打も浴びた。だが、徐々に本来のリズムを取り戻していく。

 そんな駒谷を、ベンチと野手が盛り上げた。幸運な安打もあったが、6回に迎えた1死満塁の絶好機。ここで田所監督が動いた。代打奥野。好調な塚田の控えに回っている背番号2が、その起用に見事なまでに応える。初球をセンターへはじき返す適時打を放った。積極的な打撃は成美打線を目覚めさせ、さらに塚田の2点適時打へとつながった。

 8回の駒谷自らの勝ち越し二塁打で勝利は見え、9回の田中、渡辺の適時打は文字通りのダメ押し点となった。

 エースの好投と、13安打を放った強力打線に目は行きがちだが、相手に傾きかけた流れを何度も断ち切った守備も見逃せない。とくに3回、2死二、三塁から左前に運ばれた場面。左翼手の武田が本塁への好返球で二走を刺したのは、大きなプレーだった。さらに1点リードの8回1死一、二塁からのセーフティーバントをダッシュよくさばいた成田。なお続く二、三塁のピンチで一、二塁間を抜けそうな打球を好捕し、一塁で刺した小猿。この2人は途中起用だったが、しっかりと役目を果たした。

 飛び抜けた選手はいないが、一人ひとりが自分の力を出し切り、ベンチのさい配に応え、一丸となって戦ってゆく。超高校級の選手を擁するチームが、早々と姿を消すことが珍しくない甲子園で、一戦ごとにたくましくなっていく福知山成美ナイン。「もしかしたら」の市民の夢を、また一つ次の段階へ運んだ。

田所孝二監督の話

 展開に関しては、ある程度予想はしていました。最初の左投手には右バッターをあてて、後半、右投手になったところで、左バッターでいく作戦。前半の3失点だけは予想外でしたが、後半に必ずチャンスは来ると思っていました。それにしても、奥野はよく打ってくれました。守備に関してもきょうはノーエラーでよく守ってくれました。いつも、応援には勇気づけられます。ありがとうございます。


写真:1点を先制されて迎えた3回裏、2死二、三塁のピンチ。左前打で3走がホームイン、2走もホームを狙ったが、左翼・武田の好返球に加え捕手の塚田が好ブロックで追加点を阻止した


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