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両丹日日新聞2006年8月12日のニュース

後輩たちに熱いエール送る プロ野球選手ら福知山成美OB

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 全国高校野球選手権大会出場中の福知山成美は11日、福知山球場で練習に汗を流した。前日の学校グラウンドでの練習に続き、この日も大阪市内の宿舎と福知山をバスで往復しての練習だが、選手たちは疲れた様子を見せず、のびのびと体を動かしていた。14日正午の対静岡商業戦へ向け、先輩のプロ野球選手たちも熱い声援を送っている。

中日の柳田選手 名電戦の日に初本塁打

 福知山球場には福知山市体育協会の川端厚男会長らが激励に訪れ、選手たちを見守った。地元のOBも次々と顔を見せ、後輩たちに熱い視線を送る。遠く離れた地でそれぞれに活躍する卒業生たちの思いも、同様に熱い。中日ドラゴンズの柳田殖生選手も、後輩たちの甲子園での活躍に思いをはせている一人だ。

 7年前に甲子園初出場した福知山商業の4番・遊撃手。アルバイトをしながらクラブチーム「NOMOクラブ」で野球を続け、中日からドラフト指名を受けて今季入団した。ドラフト後は「苦労人のプロ入り」として話題となったが、入団後も苦労は訪れた。2軍戦(ウエスタンリーグ)で力を認められ、活躍していた矢先の7月25日、試合で腰を痛めてしまった。

 別メニューで調整をし、養生を重ねて試合に本格復帰したのが9日。母校の現福知山成美が中日のおひざ元、愛知代表・愛工大名電との1回戦を戦う日だった。

 ナゴヤ球場。試合開始時間は昼の自分たちが先。「なんとかいい流れを作って後輩たちにつないでやりたいと思い、いつもとは試合に臨む気持ちが違いました」と柳田選手。思いはバットに乗って、1回に阪神の左腕・中村泰広投手からプロ入り初本塁打を生んだ。

 140kmの直球をレフトスタンド最上段へ運ぶ先制3ラン。前の打者が無死満塁から併殺に取られた後だっただけに、最高の形で流れを引き寄せることができた。4回の第2打席でも左前打を放ち、チームの勝利に貢献した。

 この打撃が乗り移ったかのように成美打線も甲子園で爆発。強打の名電に打ち勝った。

 対名電戦は最初から勝利を確信していたと言い「このままぜひ2回戦も突破してほしい」とエールを送る。

「ミスを恐れず 楽しく」ヤクルトの大原選手がアドバイス
 
 「池山2世」と呼ばれ、今季1軍出場を果たした大原秉秀選手は4年前に成美から東京ヤクルトスワローズ入りした期待の大型ルーキー。成美の京都大会優勝は同級生からの電話で知り、大喜びしたという。

 母校の初戦は寮の自室でテレビ観戦。「打撃に自信があると聞いていましたが、投手もいいなと思いながら見ていました。エラーで点を取られ、初めは危なっかしく思っていましたが、終盤は安心して応援できました」と感想を話す。次戦へ向けては「強豪に打ち勝ったのだし、ミスを恐れず楽しくやってくれたらいいと思います」とアドバイスの言葉を寄せた。

宿舎に亡くなったお母さんの写真持参 駒谷投手

 静岡商業戦に先発が予想される駒谷謙投手は、体調管理に気を配りながら11日の練習に臨んだ。

 京都大会では、小学校へ上がる前に亡くなったお母さんの仏前に、アイロンがけして折りたたんだユニホームを供えて試合に臨んだ(参照)が、甲子園での試合は宿舎から球場入りするため、仏壇に手を合わすことができない。姉の瞳さんが「せめてお母さんの写真を」と手渡したが、駒谷投手は「いらない」と突き返した。だが、忘れ物がないか、瞳さんが後でかばんを点検した時には、奥の方にこっそり写真がしのばせてあったという。

 写真は3人姉弟とお母さんが一緒に写っていて、駒谷投手は「愛工大名電の試合の時は写真に声をかけてから宿舎を出ました」。次の静岡商業戦も、そうするつもりでいる。


写真:福知山球場で練習に汗を流す成美ナイン


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