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両丹日日新聞2006年8月10日のニュース

福知山成美 甲子園初戦で強打の名門に打ち勝つ

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 福知山成美が、京都代表の力を全国に見せ付けた−−。第88回全国高校野球選手権大会第4日の9日、第4試合に登場した福知山成美は、優勝候補の一角ともいわれた愛知・愛工大名電に打ち勝ち、2回戦進出を決めた。プロも注目する強打の大型遊撃手・堂上を擁する相手に堂々たる戦いぶり。心配された失策も出たが、自慢の強打でねじ伏せた。甲子園の三塁側アルプススタンドは大きな歓声のうねり。地元でテレビ観戦する人たちは、画面に向かって「よっしゃあ」とこぶしを突き上げた。

 2回戦は大会第9日第2試合(14日正午の予定)で、滋賀の八幡商を破った静岡商と対戦する。

 春、夏常連の名門校を相手にしての戦い。マスコミの目は対戦校の愛工大名電にばかり注がれ、福知山成美への関心は低かった。しかし球場を包み込む大声援は互角。成美ナインは力強い後押しを受け、存分に戦った。

 失策5つ。甲子園という大舞台でエラーをすれば、ほとんどの球児たちは委縮してしまい、その後のプレーに精彩を欠く。だが成美の選手たちはくよくよしない。笑顔を絶やさず、のびのびプレーを続けた。

 ピンチを迎えても塚下キャプテンの父、佳孝さんは「良くも悪くも、いつものこと。選手たちはエラーなんか気にしていないよ」と落ち着いて試合を見守り、切り抜けると「やっぱり彼らはすごい」と手をたたいた。

 のびのび野球は、決してのんきな野球でも、いいかげんな野球でもない。しっかりと闘志を持って臨む野球。エース駒谷は、「怪物」と評される名電の堂上選手の4打席すべて、逃げずに真っ向から勝負した。

 高校通算55本塁打の数字が示す強打者。愛知大会は敬遠気味の四球続きだったが、「京都のエース」は逃げない。3回裏、3失策で2点を奪われて迎えた堂上の第2打席。一発が出れば完全に名電ペースになってしまう。ここで駒谷は気持ちでぐいぐいと押し、3球三振に切って取り、再び流れを成美に呼び戻した。駒谷投手の父、誠さんは「そうだよ、逃げたらあかん」と、満足の笑み。無四球で完投すると「よくやった。きょうは80点やってもいい」と喜んだ。

 保護者や生徒、多くの福知山市民らがびっしりと詰めかけた三塁側アルプス席。グラウンドは一球ごとにどよめき、そして歓声があがり、チャンスにはブラスバンドの演奏に合わせてスタンドがそろって声を絞った。励ますパワーは確実に選手たちに届いた。

 成美の前、第3試合で戦った静岡代表・静岡商は、アルプススタンドのほか内野特別自由席をも埋め尽くす大応援団で、滋賀代表・八幡商を圧倒した。

 次戦の対静岡商。応援も負けるわけにはいかない。選手、応援の総力戦が、また続く。


写真:8回表、武田が右前打を放ち、貴重な追加点を挙げる


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