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両丹日日新聞2006年7月27日のニュース

府内初か 安井北古墳群より希少な鈴付高坏が出土

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 福知山市教育委員会は26日、由良川右岸の安井地区にある「安井北古墳群」から、全国でも数少ない装飾須恵器の鈴付高坏(たかつき)の一部が出土したと発表した。市教委は「出土例は数少なく、府内では初めての出土では」と話している。

 古墳群は、府道沿いの標高約50mのところに2基ある。直径約12mの円墳を1号墳、盛り土の墳丘を持たず平たん面に埋葬施設をつくる「テラス」は2号墳としており、古墳時代の5世紀末から6世紀初頭に築造されたと思われる。埋葬施設は1号墳に1つ、2号墳には並行して3つある。埋葬されているのは安井地区近辺を治めていた有力豪族だという。

 出土した鈴付高坏の一部は、坏部分の外の底面に、一筋の切り込みが入った袋状の鈴が付いている。熊本県や三重県などで数件の出土例があるだけ。祭事などに使用されたのではないか、とみられる。

 また、中丹地域では初めてとなる装飾須恵器の子持ハソウも出土。ハソウは液体を注ぐために使ったつぼ型の器で、器に小型のつぼが付いているところから、子持ハソウと呼ばれる。いずれも2号墳から見つかった。

 市教委生涯学習課の永谷隆夫主査は「古墳の規模や構造は一般的だが、鈴付高坏や子持ハソウが出てきたことはこの古墳の特色。これらの須恵器が出てきた他地域の遺跡と比較するのに良い資料だ」と話している。

 古墳群は民間所有地で、業者が土砂採取するのを前に、市教委が5月から発掘調査していた。調査面積は約200平方m。

29日に現地説明会

 29日午前11時から、現地説明会をする。少雨決行。問い合わせは電話0773(24)7065の同課へ。当日は電話0773(22)6111の市役所代表番号。


写真:府内では初めてと思われる鈴付高坏の一部


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