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両丹日日新聞2006年7月14日のニュース

農家の敵だが放ってはおけない うり坊4匹救出作戦

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 福知山市大江町二俣でコンクリート張りの谷川にイノシシの子4匹が入り込み、逃げられなくなった。それに気づいた人たちが「悪さをするイノシシだが、このまま死なせるには忍びない」と12日夕、脱出する手立てを施した。

大江町二俣 谷川の側壁登れず

 見つけた近所の人の話によると、深夜に変な鳴き声がするので見に行くと、谷川の中に子どものイノシシ4匹がうろついていた。まだ背にしま模様があり、体長50cmに満たないほど。

 谷川の両岸は、川底から高さ1mほどがコンクリートで覆われている。上流と下流にはそれぞれ堰(せき)があって、ちょうどコンクリートで囲まれた檻(おり)のようになっている。昼間は生い茂った雑草の陰に隠れて、ほとんど姿は見られない。

 近くには野菜を作る畑があり、夜、親とともに食べ物を探しに山から下りてきて入り込んだらしい。親は大きいためコンクリートの側壁をよじ登り逃げ出せたが、子は小さくて登れないよう。毎夜、親イノシシがわが子を案じて来ており、互いに呼び合う声がしているという。

 見つけたのは2週間ほど前。食べる物がなく衰弱する姿を見て可哀想に思い、イモなどを与えてきた。「農家の人にとっては、丹精込めて育てた農作物を食い荒らす憎い相手。助ければ迷惑がかかる。でも、この4匹にも命があり、このまま飢え死にさせるのは…」と救出を決意。木の板を立てかけて、その上に滑り止めの筵(むしろ)を敷き、そこから逃げ出せるようにした。筵の上には大好物のサツマイモを置いた。

 13日午後にはその筵が乱れており、何匹かは逃げたらしい。14日朝も残っているものがいるようで、筵はそのままにしておき、うまく脱出できるのを待っている。


写真:谷川に閉じ込められた4匹の子どものイノシシ


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