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両丹日日新聞2006年6月24日のニュース

畑で身動きとれず オオサンショウウオを無事救助し川へ

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 国の特別天然記念物・オオサンショウウオが、福知山市夜久野町高内の畑で動けずにいるのを24日朝、近くの人たちが見つけ、保護した。体長1m近い大型で、地区の人たちは驚きで目を丸くしつつも「助けられてよかった」と喜んでいた。

 オオサンショウウオは日本固有種で、山地の渓流などにすみ、一生のほとんどを水中で過ごす。体長は普通サイズで50−60cm。夜久野では下地区の河川などで姿を目にすることはあったが、中地区の高内での発見は珍しいという。

 同日午前7時ごろ、近くの的場一雄さんが散歩をしていると、国道9号下の畑にオオサンショウウオがいるのを見つけた。動かないので死んでしまっているのだろうと思って通りすぎたが、後で戻ってみると移動していることに気付き、慌てて畑の持ち主の的場渡さんに連絡した。

 渡さんが畑に行ってみると、オオサンショウウオの体の表面は乾いてしまっていて動かないため、すぐに水を張ったケースに入れて保護した。体長は約95cmあった。

 畑に隣接する田んぼに水を引くための管路に入ってしまい、流れ落ちた可能性が高い。畑と田んぼは低地にあり、一度管路から出てしまうと、自力で水場に戻るためには坂を上がり道路を横断しなければならない。用水路や田んぼの中を動き回った跡も見つかっており、右往左往して畑に入ってしまったと見られる。

 騒ぎを聞きつけて近所の人たちも次々と集まった。「うわ。大きい」「何これ」と驚いていたが「助かってよかったね」と見守っていた。第一発見者の一雄さんは「台風23号の影響で河川の状況が変わって、川の上の方からやってきたんでしょうか」と話していた。

 特別天然記念物なので、市、府に連絡をしたところ「河川に返してやってください」との指示があった。渡さんは「休みの日にまさかこいつとデートをすることになるとは」と、水を得て元気に動く大きなオオサンショウウオに目を落として笑った。今度は畑に迷い込まないように、と祈りながら川に帰す。


写真:畑から救出され、元気になった体長1m近いオオサンショウウオ


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このサイトの正式公開は2000.6.20です

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